夜が怖い人の心理6個!翌日への不安が増長している!?

最終更新日:2018年8月14日

みなさんは夜が怖いと感じたことはありませんか?ほとんどの人は夜が怖いと感じたことがあるのではないでしょうか?昔は夜に街灯も無かったし治安も悪かったので怖かったのはわかるのですが、今でもやっぱり夜が怖いと感じるのはやはり人間の本能に夜に対する恐怖感が染みついていると言えるでしょう。

ここではそんな夜が怖い人の心理を具体的にご紹介します。

1.意識を失うのが怖い

夜が怖い人の心理は、布団に入って眠りに落ちる時にだんだんと自分の意識が遠のいていって眠りに落ちる瞬間に意識を失うのが怖いという理由があります。

本来眠りに落ちるのは心地よく、うれしいものですが、日中ストレスに晒されて常に張り詰めた状態で日々を過ごしていると、自分自身が緊張感を失うとそのまま糸の切れた風船のようにどこかに飛んで行ってしまうのではないかという恐怖感が生まれてしまいます。

意識を失うというのは死を連想させる感覚でもあり、極度のストレスがあると意識を失うことと命の危険の区別がつかなくなっていると言えます。

意識を失うのが怖いことが夜への怖さに繋がっている人は、夜眠って意識を失っても翌朝スッキリした感覚で生まれ変わったようになれると自分で納得できる環境が必要です。

2.明日が近づいてくるのが怖い

夜が怖い人の心理は、夜が終わって明日が来るとまた辛い一日が始まるという恐怖感を感じています。

つまり毎日ストレスフルな仕事が山積みになっているような仕事に従事している人は、つらい今日をやっと片付けたのにまた明日が来ればまたその辛い一日を繰り返さなければいけないという気持ちが恐怖感を生んでいます。

日中のストレスフルな生活環境から逃れることが大切ですが、それが難しいならまずは翌朝に何か美味しいものを食べる、音楽を聴くなど楽しみな習慣を一つ挟むことで明日が近づいてくる怖さを軽減できます。

3.昼間にあった嫌なことを思い出すのが怖い

夜が怖い人の心理は、布団に入って目を閉じた時に一日を振り返って、昼間に仕事で上司から叱られたこと、昼間に失敗して恥をかいたことなどを思い出してしまうので夜が嫌いになってしまっていると言えます。

そのような人は、寝床で一日を振り返るという本来良いはずの習慣が裏目に出てしまっています。

逆に考えて、今日もいろいろあったけど寝てしまえばもう関係ないやとリセットする思考を身に着けることが大切です。

実際昼間に関わった上司や周囲の人も一晩寝てリセットされてあなたの嫌なことも忘れています。

4.黒歴史を思い出すのが怖い

夜が怖い人は、上記で説明した昼間の嫌なことだけでなく過去の黒歴史を思い出してしまう恐怖感を感じています。

黒歴史の内容は様々で、若気の至りで粋がっていた恥ずかしい黒歴史に始まり、あの時こうしていなければ友達と絶交しなかったのに、恋人と別れずに済んだのにという人生の岐路に関わるものまで様々です。

しかし、歴史になるほど前のことは今考えても結論は出ません。

寝る前にばかばかしいテレビを見たり、気楽な音楽を聴いてそっちに意識が行くようにして黒歴史を消し去ってしまうのが最善策です。

5.静かすぎて怖い

夜が怖い人の心理は、静かすぎる事からくる恐怖感を感じていると言えます。

よほどの騒がしい繁華街の真ん中に住んでいない限り夜は昼と比べれば静かで、例え家族と一緒に住んでいても寝室で布団に入れば一人になったような感覚です。

この世界で起きているのは自分ひとりじゃないんだろうかと感じてしまうことが孤独感に繋がります。

人は社会性を持つ生き物なので孤独が怖いのは当然です。

そのような時は、豆電球だけでも明かりを点けたり、小さな音で音楽を流したり、ラジオアプリで深夜放送を聞きながら布団に入るのがオススメです。

自分が眠る時間を見計らってオフタイマーを設定しておけば、枕元でだれかが見守ってくれている気分になり夜への恐怖感が薄らぎます。

6.眠れないのが怖い

夜が怖い人の心理には、夜だから眠らないといけないのに眠れない、という強迫観念に似た焦りが怖いという気持ちがあります。

日中の活動状態から睡眠に移行するのには本来15~20分くらいの時間がかかるもので、ストンと眠るほどの状態はかえって疲れすぎだと言われるので、眠れないこと自体を焦る必要はありません。

逆に焦れば焦るほど眠れなくなり、最終的には不眠症に陥ります。

眠らなければいけないという強迫観念を持つのではなく、一日のやるべきことが終わったから明日の朝目覚ましがなるまでは自由に眠ってもいいんだというくらいに捉えて、眠れなければ眠れないでぼんやりすごせばいいやと考えて自分を追い詰めないことが大切です。

いかがでしたか。

やはり夜は暗くて静かで、動物の本能的に怖いというのが根本にあり、さらに一日の終わりと明日の始まりという社会生活を営んでいる人間ならではの不安感がそれに拍車をかけていることがわかります。

夜が怖いという感覚はある程度当然の感覚ですが、それでも寝る前にリラックスする工夫や、寝る間には楽しいことを考えるなどの習慣で改善できるので試してみましょう。