少食な人の特徴。胃腸の調子がよくない!

最終更新日:2017年12月5日

少食な人がいます。

ひとえに少食であるといっても、その原因によって特徴を分類することにより、違いがあることに気付きます。

少食であることは食べ過ぎてしまうよりも健康的です。

少食である人の特徴を知り、自分の食生活にも生かしてみましょう。

1.よく噛むことが身についている

少食でも、満腹感を感じやすくなるのは、よく噛んで食べる人です。

近年、MEC食ダイエットなどが流行していますが、こうしたダイエットにおいても、まず大切だと言われるのはよく噛むことです。

噛むことで、唾液の分泌も促されるので、消化という面でも良くなります。

栄養の吸収効率も良く、少しの食材からしっかり栄養をとることができます。

ですから、少食な人というのは、よく噛むくせがある人が多いです。

同じ時間でご飯を食べていても、よく噛む場合、必然的に食べられる量というのは少なくなっていきます。

これはおかしなことではなく、自然なことです。

健康のための取組みを忠実に守っている可能性がありますから、少食でよく噛んで食べている人を見ても、イライラしないようにしてください。

2.胃腸があまり強くない

少食な人の中には、胃腸が強くないためたくさん食べられない人がいます。

こうした人は、食べたいと思っても、気持ちが悪くなりやすいのです。

また、近年流行している自律神経失調症やスマホ首、肩こりなどの症状で、吐き気がするという人も増えています。

吐き気というのは食欲を失わせる代表例ですから、こうした症状が原因となり、結果的に少食になることがあります。

この場合、あえてよく噛んでいるという人とは違い、必要な栄養が十分に摂れていないことがあります。

このような原因で少食化している人に必要なのは、まず原因となっている症状を治すことです。

しかしながら、こうした症状はすぐには治らない側面があります。

地道に治す場合、まずは少食でもいいので、栄養効率の良い食事を心掛けなくてはなりません。

特に、タンパク質や脂質、ビタミンを摂らないと不健康になります。

食欲がない場合は、自分の好きな物ばかり食べたくなりますが、栄養にも気をつけなければなりません。

3.糖質を控えている

また、糖質制限ダイエットをしている人の中には、少食に落ち着く人がいます。

なぜ食べる量が減ったのかというと、それまで食べていたケーキやアイスクリームなどの中毒性のあるものを食べないようになった結果、食欲が安定するという効果が発生するからです。

炭水化物は過剰に摂取すると、もっと食べたくなるという性質があります。

炭水化物を過剰に摂取するくせがあった人が、糖質制限に目覚めると、それまでのような中毒的な食欲がおさまり、結果として少食に落ち着くということがあります。

それは、糖質の中毒性から脱出した結果ですから、変に思わなくても良いです。

栄養面でしっかり摂取することができており、体調に問題がなければ、少食であることを気にすることはありません。

4.外食で困ることが多い

さまざまなメリットのある少食ですが、外食のときなど、困ることも多いという特徴があります。

よく食べる人が少食な人の食事を見てイライラしてしまうというケースがあります。

こうしたことを避けるためには、バイキングなど、お互いの食事量がわかりにくいものを食べに行くのが良いです。

少食な人は、少な目に盛って、何度も取りにいくようにすれば少食であることが目立ちにくいです。

反対にコース料理や懐石料理は食べ物を残していることが目立ちやすいですから、避けたほうが無難です。

少食である人の特徴をご紹介しました。

基本的には人間は腹八分目が良いので、栄養が悪くなければそれほど気にしなくても良いです。

ただし、病的な要因で小食である場合は、専門医に診せる必要があります。

その見極めは本人だけでなく、周りの家族もしてあげることが必要です。

人それぞれの体質や生活習慣に応じた、適切な食事量が健康的な肉体を作ります。