虚栄心が強い人の特徴。他人からの評価を気にしてばかりいる!

最終更新日:2017年11月12日

虚栄心とは、「見栄を張って、自分を必要以上に大きく見せたがる気持ち」のことを言います。

虚栄心が強い人は、何かと人の気持ちを逆撫でし、嫌われてしまう傾向が高いようです。

では、虚栄心が強い人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

1.自分を大きく見せるためには手段を選ばない

虚栄心が強い人は、「自分はすごい存在だ」と信じて疑わず、それを強引に人にも認めさせようとします。

そのため、自己顕示欲も強く、何かと自分をアピールしたがる傾向があります。

そして、自分を大きく見せるためには手段を選ばず、大袈裟な演出をしてまで自己アピールをしようとします。

例えば、お金もないのに、無理をしてブランド物を買い揃え、あたかも自分が上流階級の一員であるかのように演出します。

例えば、無理をして高級レストランや高級ホテルなどに行き、その時の写真をSNSやブログなどに投稿して、「自分は常にゴージャスな生活をしている」とアピールして回ったりします。

しかし、他人から見ると、その強引な演出が鼻につき、賞賛されるどころか、軽蔑される結果になってしまいます。

2.勝ち負けや、他人からの評価ばかりを気にして生きている

虚栄心が強い人は、かなり勝ち負けにこだわる傾向があり、とても負けず嫌いな性格です。

少しでも自分よりも優れた存在がいると、むきになって対抗し、「自分の方が優れている」ということをあちこちにアピールして回ります。

彼らにとって、「他の人が自分よりも注目される」ということは、屈辱以外の何ものでもありません。

そのため、自分が「負けた」と感じると、自分が優位に立とうと意地になってしまいます。

なぜ彼らがそこまで勝ち負けにこだわるのかと言うと、彼らは、常に他人の評価ばかりを気にして生きているからです。

彼らにとっては、「他人から良い評価を受け取ること」は生き甲斐そのものです。

そのため、他人から良い評価を全く受け取れなくなってしまうと、生き甲斐や生きるエネルギーを奪われてしまったように感じ、焦ってしまいます。

それゆえ、「何とかして自分が優位に立とう」という思いが強くなってしまいます。

3.社会的・経済的なステータスに強い執着を持つ

虚栄心が強い人は、社会的・経済的なステータスに強い執着を持ち、常に高いステータスにい続けようともがいています。

彼らの人生にとって大切なことは、「どこへ行っても、どんな人からも一目置かれる存在になること」です。

そして彼らは、「社会的・経済的ステータスが高ければ、誰もが自分のことを否応なく一目置いてくれる」と信じて疑いません。

そのため、成功願望が人一倍強いのです。

そして、彼らは「社会的・経済的ステータスが高いことが、人生において何よりも素晴らしい」と信じているため、ステータスの低い人を見下します。

そしてそれをそのまま態度に出すため、多くの人からの反感を集める結果になります。

4.自分の失敗談は決して語らず、成功談は大袈裟にアピールする

虚栄心が強い人は、自分を素晴らしい存在としてアピールすることに日々余念がありません。

そのため、自分にとって都合の悪いことは、必死で隠し通します。

例えば、自分の失敗談については絶対に人に語ろうとせず、何とかバレないように隠そうとします。

しかし、自分の成功談については、大袈裟に話を盛り上げながら、ここぞとばかりにアピールします。

「自分に都合の悪いことは隠し、成功談ばかりを自慢げにアピールする」という姿に対して、周囲の人たちは嫌悪感と不信感を抱くようになります。

そして最後は、彼らの周りからどんどん人が離れていってしまうことになります。

虚栄心が強い人は、自分を飾り立てて素晴らしい存在であるかのようにアピールし、他人からの賞賛を得ることばかりに奔走します。

その結果、周囲の人たちから反感を買う結果になり、賞賛どころか軽蔑されてしまうという結果になることが多くなります。

彼らは、「ありのままの自分を認め、受け入れる」ということができていません。

それゆえ、他人に対してばかり「自分を認めてほしい」「受け入れてほしい」と求めてしまいます。

そのため、精神的に弱く、依存心が強い性格であるとも言えます。

虚栄心が強いばかりでは、心が満たされないばかりか、周囲の人たちが次々と去っていく結果になりかねません。

まずは、自分で自分を受け入れる努力が必要でしょう。