誰だって人に優しくされると嬉しいものですが、
それとは真逆で塩対応する人もいますよね。
今回は塩対応する人の特徴をご紹介します。
1.周りからどんなふうに見られているのか気になってしまう
人に対してどんな対応をするのかで、その人がどんな人か分かってしまいますよね。
親切な対応をする人は「きっとこの人は気遣いの出来る優しい人なんだ」と思われるでしょうし、
冷たい対応をとる人は「人の気持ちが分からない人なんだな」と思われるかも知れません。
塩対応をする人というのは周りの人から見ると「冷たい人だな」と思われるかも知れませんが、
そんな対応を取っている本人からすると、もしも自分の対応が間違っていて、
周りの人から悪いように思われたら嫌だなと感じているのかもしれません。
ですからあえて塩対応をすることで「他人にどう思われようと気にしないようにしよう」と演じているのです。
塩対応ではなく、自分の素の対応をした後で「あの人は冷たい対応だったな」と、
思われるよりもあえて塩対応をしておいて「冷たい人だ」と思われる方が、
本当の自分ではないのだという思い込みが出来るので気分的には楽です。
2.面倒くさい事に巻き込まれたくないと思っている
例えば「あなたの事が大好きなんです」と言ってくる人に対して「どうもありがとうございます」と笑顔で対応したとします。
すると相手はどんなふうに思うでしょうか。
自分の事を好意的に受け取ってくれた、と感じ、ますますあなたと仲良くなりたいと思うでしょう。
あなたとしては、自分の事を好きだと言ってくれた相手に対して、
半ば社交辞令的に笑顔で対応しただけなのに、相手からするとそれ以上の反応を示してくれたと思ってしまいます。
そうなると、相手はどんどん積極的にあなたに関わろうとしてくるでしょう。
あなたにしてみれば大勢いる中の1人に過ぎない相手なのに、相手にとってはそうではないのです。
あなたが別の人に対しても笑顔で対応しているのだとしたら、ちょっと注意しなくてはいけません。
そんなところを好意を持たれた相手に見られたとしたら、
相手は勝手な嫉妬心でますますちょっかいを出してくるでしょう。
あなたにとってはほんの社交辞令のつもりで対応した相手のはずなのに、
どんどん面倒くさい展開になってしまう事は必至です。
そうなるのが嫌だと思っている人は、塩対応に徹していると言って良いでしょう。
3.あえてギャップを狙って計算している
塩対応をする人というのは周りの人から見ると「愛想のない冷たい人だな」とか、
「可愛げのない人だな」「なんだか感じの悪い人だな」なんて思われていることでしょう。
けれども、そういった対応を時と場合によって使い分けているとしたらどうでしょうか。
自分にとって大切だと思う人に対しては、
最初は塩対応を取っていてもその後すかさずフォローしているかもしれません。
塩対応を取られた相手は「なんてひどい人だ」と思ってしまいますが、
その後すぐにフォローに来られて、その時の対応が素晴らしい対応だったとしたら、
最初から素晴らしい対応をされるよりも、より一層感じよく受け取られるものです。
最初の印象が悪ければ悪いほど、その後の印象は良くなる一方だからです。
そのように塩対応と素晴らしい神対応のギャップを見せられることで、結果的に好意的に受け取られることは多いです。
塩対応をとる人は、そのような事まで計算している可能瀬が大いにあります。
塩対応は子供の対応
人に対して失礼のない対応を取る事は大人としての礼儀でもありますね。
塩対応を取る人と言うのはそういった意味では子供と同じだという事が出来ます。
子供というのはまだ成長過程にある為に、
相手の気持ちを考えず自分勝手な振る舞いをする事が有ります。
立派な大人としては、塩対応ではなく素敵な神対応を普段から心がけていた方が、
自分も周りもきっと幸せに過ごせるでしょう。