落ち着きがない人の特徴4個

最終更新日:2017年4月20日

一緒にいる人が、心から寛げないのが落ち着きがないと言われる人です。

いつもどこかそわそわして余裕がない人が多いでしょう。

落ち着きがない人に多く見られる特徴をご紹介します。

1.せっかちである

落ち着きがない人には、様々な事情があるものです。

しかし、それがその人の性格となると、その落ち着きのなさは、

今後もそのままである場合がほとんどでしょう。

中でも、もともとの性分がせっかちであるタイプ。

こういう人は、話すもの速く、また、食べるのも速いことが多いのです。

一緒に旅行をしても、宿の部屋でぼんやりと寛ぐということが少なく、

ガイドブックを開いては翌日の予定を立てなおしたり、携帯やスマートフォンを操作したり、

「宿の中を探検してくる」と言って部屋を出て行くなどの行動を続けます。

旅行から帰って思い出してみると、何かゆったりしなかったなと同行のメンバーに言われてしまう、

本人には悪気がないので憎めませんが、周囲の人間も寛がせない、そういった人々です。

しかし、働き者に多いのも、実はこのタイプです。

2.毎日が多忙過ぎる

次に、「そこにいながら、そこにいない」と評される人々です。

一緒にいる場合で、今後の行動の段取りを考えてくれている場合には、

感謝することですが、「今、この時」から、あまりにも常時離れているように見える場合には、

生活を見直すことをアドバイスした方が良いケースもあります。

次にするべきことや、今後するべきことが、いつも頭の中を占領しています。

休日にお茶を飲んでいても、どこかそわそわとして、時間と予定に追われている状態です。

こちらが大事な話をしても聞いていないことが多く。

「ごめん。

他のことを考えてた」と答えることもしばしば。

誰であっても、自分のキャパシティーを超えた、

あまりにも多忙な生活を続けている場合などに陥りやすい状況とも言うことができます。

たっだし、稀に、人に言えない深い悩みを抱え込んでしまっている場合もあるので、

こういった時には丁寧に接し、悩みを聞き出す方向へ持っていきましょう。

3.多動の性質を備えている

さて、落ち着きがないことを責めてはならないケースです。

多動の性質を備えている人たちであって、本人も消耗してしまうほどに動き回る場合などは、

短い時間でも良いので散歩に付き合うなど、こちら側の行動を添わせるようにます。

こうすることで、ぐんと落ち着きを取り戻すことができ、本人の表情も明るく穏やかになります。

こうした場合の落ち着きのなさは、動き回ることで、脳内に必要な酸素を取り込んでいるのだとも言われます。

無理に椅子に座らせようとしたり、落ち着きがないことを責めたりすることが、功を奏することはありません。

いつでもまず、こちらが落ち着き、優しい眼差しと声の調子を本人に向けてあげることが大切です。

4.アレルギー体質である

アトピー性皮膚炎などのアレルギーを持っているために落ち着きがないというケースも多々あります。

じゅうぶんな大人であっても、本人は常に不快感に苛まれたつらい状態にいます。

子供の頃から度々落ち着きがないと言われてきたことを気にしていて、

すっかり性格的なものだと思い込んでしまっている人もいます。

自分の落ち着きのなさを、アレルギーと関連付けた発想を持てずに長年過ごしてきた人も多く、

皮膚科や、整骨院などの専門家を受診して、話をするうちにアレルギーとの関連に気づいたという例も聞きます。

落ち着きがないことよりも、アレルギーの症状の改善に力を注いでいる間に、

落ち着くようになる可能性を持った場合です。

以上が落ち着きがない人に多く見られる特徴でしたが、本人のせいというよりも、

もともと備わった性質のためと言うことができそうです。

落ち着きがないことを指摘されて気にしている場合もあるので、なぜそわそわしているのか、

なぜそれほど、ここでない他の場所が気に掛かるのか、などをこちらが掴んでいることが、

よりよいコミュニケーションの術のためのヒントになりそうですね。