万年平社員の人は、なぜ出世できないのでしょうか。
仕事に就いてちゃんと働けば当たり前に出世できると思っていたのに、
気が付けばいつまでも平社員のまま…なんてことも、昨今では珍しいことではありません。
では、万年平社員の人にはどんな特徴があるのでしょうか。
1.指示された仕事が出来ない
仕事が遅い、仕事ができないということは、会社の一員として致命的な欠陥です。
指示された仕事をいつも失敗してばかりという人は、会社で評価が上がることはありませんので、
毎日真面目に出勤してきても、なかなか出世コースに乗ることができません。
同僚や後輩にもどんどん置いて行かれてしまい、上司には存在すら忘れられてしまうほど評価してもらえなくなってしまいます。
しかし残念ながらそれは当然のことで、仕事ができない人には仕事を任せたいとは思えませんよね。
要領が非常に悪かったり、人見知りが激しくて営業ができなかったり、と何かしら欠陥を抱えていると、
なかなか上司に認めてもらうことは難しくなってしまいます。
2.言われたことしかやらない
上で述べた指示された仕事が出来ないということはもはや問題外ですが、
では、言われた仕事さえこなしていれば出世はできるのでしょうか。
残念ながら、世の中にはただ言われたことだけやっていればいずれ役職に就ける会社ばかりではないですし、
日本にも海外のような実力主義の考え方が浸透してきている今、
言われたことをこなすのはもはや会社に勤める以上息を吸うように当たり前のことでしかありません。
そのため、ただロボットのように命令されたことだけこなしているだけでは、なかなか出世は叶わないでしょう。
指示された仕事をやるのはもちろんのことで、それ以上のことをやって評価を得ていく人が出世していくのです。
3.社内でのコミュニケーションが不足している
出世するためには、上司をはじめとした社内の人間から評価されることが大前提と言えます。
ということは、社内でのコミュニケーションが著しく不足している人は評価されにくいのは当然のことですね。
接することがなければ、評価もしづらいですし、上司から気に入られることもないでしょう。
むしろ「暗い人」などと言われて、評価されるどころか、
一人の大人としてコミュニケーションのできない人というダメなレッテルを貼られてしまいます。
これでは到底出世できそうにありません。
4.同じミスを繰り返す
仕事をするうえで、何度も同じミスを繰り返す人がいますが、
そんな人には危なっかしくて仕事を任せたいとは思えませんよね。
それに、同じミスを繰り返している時点で、「本気で直そうとしていない」とか、
「上司の指摘を聞いていない」など、悪い印象を持たれがちです。
もしこのような人が出世して、誰かの上に立つようなことがあったらどうでしょう。
その部署なりチームは、崩壊してしまいそうなイメージしかないですよね。
仕事を任せられないという点で、仕事がそもそもできない人と同じように、
出世とはほど遠いポジションに置かれてしまうことが多いです。
5.向上心や野心がない
出世するためには、ある程度の向上心や、野心というものが不可欠です。
「モテたい」という気持ちでも良いですし、「人間的に成長したい」や、
「お金が欲しい」という欲で自分を突き動かすことも悪いことではありません。
そのような向上心がプラスアルファの行動を起こさせ、それが評価へとつながり、出世コースに乗っていくのです。
しかし、このような向上心のない人は特にやる気もないので、のんびりと自分の仕事をこなすだけです。
周りへ迷惑をかけることもないかもしれません。
けれど、特別評価されることもなく、万年平社員で終わってしまうことも多いのです。
そもそも自分自身が出世しようと思っていないのですから、自然なことではありますよね。
万年平社員の人は、全体的に、仕事ぶりを評価されづらい人が多い傾向にあります。
それは能力の低さゆえなのか、野心がないがゆえなのかはそれぞれですが、
いずれにせよ評価を得に行っていないことは確かです。
平社員を脱して出世するためには、やはり期待された仕事にプラスアルファができるようにしていくことが、まず第一です。