肩を組む人の心理8個

最終更新日:2018年4月19日

肩を組むという行為は、おもにお互いの信頼関係を表しています。

体と体が触れ合うわけですから、嫌いな人に対してはなかなか出来ません。

そこにはある心理が働いているのです。

果して、肩を組む人にはどのような心理が働いているのでしょうか。

1.相手を励ます

落ち込んでいる時や、元気がない時に、肩を組む人は、相手を励まそうとしています。

体が触れ合う事で「自分がそばにいる」と相手に伝えることが出来ます。

また、肩を組むという事は、相手を抱きかかえるのと同じ意味です。

なので「安心していいよ」という意味で、肩を組みます。

不安な時や寂しい時に、相手に肩を組まれたら、その人に対して、素直になるようにしましょう。

2.相手を守る

危機的状況に陥った時、とっさに肩を組まれることがあります。

これは、肩を組む方は「この人を守ってやる」という心理が働いています。

肩を組むことで、俺の仲間に手を出すな、と相手に訴えることが出来るのです。

肩を組まれた方も、心が落ち着き、自分が相手に守ってもらえるような気持ちになります。

また、事故に会いそうな時や病気で苦しんでいる時も、肩を組むという行為は、俺が守ってやる、励ましてやるという意味は込められているのです。

何らかの理由で、濡れ衣を着せられた時も、肩を組むことで「こいつはそんなことする奴じゃない」と、相手を守るために使う事が出来ます。

3.感情の共有

主にスポーツをしている場面でよくみられる光景です。

嬉しい、悲しい時、楽しい時、苦しい時に肩を組むことで、感情を共用することが出来ます。

試合に勝って嬉しい時に肩を組むことで、勝利した嬉しさを共有することが出来ます。

試合に出ていた人達だけでなく、ベンチや、監督など、みんなと肩を組めば、嬉しい気持ちがみんなにどんどん伝染して行きます。

嬉しい時だけでなく、テレビを見て興奮するような場面でも、肩を組むことによって一緒に気持ちを盛り上げることが出来るのです。

4.友情の証

友達同士で肩を組む時は、友情関係を示しています。

肩を組むことで、心も縮まるし、コミュニケーションを取ることも出来ます。

肩を組むことで、第三者に対しても、友達同士であることをアピールすることも出来ます。

なので、どうでもいい人と肩を組むことはないのです。

お互いにきちんと信頼しあった友達同士でなければ、肩を組むという行為自体、なかなか出来るものではないのです。

こういう場合、お互いがもっと仲良くなりたいと思って、肩を組んでいるという事も考えられます。

5.くっついていたい

肩を組むという事は、体と体が密着することです。

抱き着いたりするよりは、肩を組む方が手軽に行うことが出来ます。

スキンシップを図りたいという意味でも、肩を組む場合があります。

男性が女性の肩を組む場合は、密着することで自らの欲求を満たしたり、愛情表現をすることも出来ます。

男同士で肩を組む場合でも当てはまります。

この人とくっついていたい、ぬくもりを感じたいという意味があります。

また、相手に対して、離れないで、どこかに行かないで、独占欲が働いている可能性もあります、

6.他人への牽制

肩を組むことで、俺たちには近づかないで、私たちには近づかないと、他人を牽制することも出来ます。

他の人たちも、肩を組んでる人を見ると、その人のテリトリーに入りにくくなります。

男性と女性が肩を組む場合は、隙のなさをアピールしているので、私たちに近づかないでね、手を出さないでねと、牽制する意味が込められているのです。

男性同士の場合でも、2人で仲良くしているから、邪魔しないでねという、意味が込められていることもあります。

7.士気を高める

勝負事の大事な場面で、円陣を組みながら肩を組んでいる時は、お互いの士気を高めて、試合に臨みます。

団結力を高めることで、どんなに相手が強敵でも、勝てるような気持ちになります。

チームの気持ちを一つにするのに肩を組むという行為は効果的です。

スポーツなどでよく見る光景ですね。

8.何となく肩を組む雰囲気に

男性と女性、何となくそういう雰囲気になったから、肩を組む場合があります。

男性同士でもありますが、遊んでいる時、カラオケしている時に2人きりになったとき、自然な流れで、肩を組むことも少なくないのです。

相手が拒否をする理由がなければ、距離感を縮めることが出来るので、身をゆだねるということも一つの方法です。

今回は、肩を組む人の特徴についてご紹介しました、好意的な意味で使われる事がほとんどですね。

仲が良い友達同士が肩を組む事で、より一層心の距離が縮まります。

また、試合中にみんなで肩を組めば、感情を共有することが出来たり、士気を高める事だって出来るのです。

相手を守りたいという心理がある一方、くっついていたい、独占したい、私だけの物にしたいという意味が込められていることもあるのが面白いですね。