彼氏が愚痴っぽい、そういうときは、自分のメンタルも削られたりしてしまいます。
対応次第ではケンカになってしまったり、関係を悪化させてしまうことがあります。
彼氏の思いを受け止めつつ、自分のメンタルも守り、そしてお互いの関係をよりよくするための最善の対処法についてご紹介します。
1.まずは相手が言おうとしていることを理解する
まずは、相手が言おうとしている内容をしっかり理解してあげましょう。
単純なことですが、これが出来ていない人というのは意外と多いものです。
相手の話を最後まで聞かずに早合点して、へたにアドバイスじみたことを言ってしまうと、相手を嫌な気持ちにさせてしまう可能性があります。
誰でも、自分の話を真剣に聞いてほしいものです。
まずは、彼氏の話を傾聴し、彼が何に対して不満を感じているのか、その状況をしっかり把握しましょう。
相手の話にわからない点があるのであれば、その点について質問するのは良いですが、愚痴の根幹に関わる質問については、全部の話を聞いてからしましょう。
たどたどしい話だったり、はじめはよくわからない内容であったとしても、じっくり聞いているうちに全体像がわかることもあるので、急かさないであげてください。
2.忠告はしなくて良い
相手が何に対して不満を持っているのかについてわかっても、忠告をする必要はないことがほとんどです。
なぜかというと、愚痴をいう人というのは、悩みを相談している人とは違い、解決方法を求めているわけではないからです。
彼が欲しいのはおそらく、忠告ではなくて共感です。
上司や親は、彼の行動の是非について判断をくだし、忠告する役割がある人たちですが、彼女としての立場で愚痴を聞くうえで第一に求められているのは、彼の苦しみに共感することです。
彼が正しいかどうかではなく、彼が経験したことで、どういう気持ちだったのかということについて、寄り添ってあげることが大切です。
また、男友達や家族ではなく、恋人としてあげられることの特権として、スキンシップをして心を和らげてあげることが挙げられます。
どうぞ、やさしく抱きしめるなど、彼が落ち着くことをしてあげてください。
ただし、相手が触られるのが嫌な状況や人格であるならば、それを尊重しましょう。
3.彼が弱みを見せることを許す
彼がなぜあなたに愚痴を言っているかというと、あなたには弱みを見せられると思っているからです。
もちろん、愚痴を聞くというのは結構エネルギーを遣うもので、愚痴を聞いているうちにイライラしてしまうこともあります。
しかし、恋人としてうまくいくかどうかのポイントとして、「どこまで相手を許せるか」という点があります。
愚痴の中には、道義的には彼の側が間違っているような内容もあります。
また、なぜこんなことで愚痴をいうのだろう、と彼の虚弱さにうんざりしてしまうこともあります。
自分の中で、どこまで相手の弱さを許せるのかということが、恋愛関係の大切なところです。
何に対して愚痴を言っているかというのは、実はその人の本質が現れるところでもあります。
もし、どうしても彼の話の内容についていけない、と思うのであれば、もしかするとあなたと彼の価値観は根本的に違うのかもしれません。
これは、恋人から結婚へと話を進めるのかどうか考えるうえでの材料ともなりえます。
彼の愚痴を聞くことを通して、お互いの関係が試されているとも言えます。
彼に対する愛情表現は大きく、そして気持ち的には大らかに構えてあげるのが良いです。
しかしながら、彼の話の内容については、冷静に聞いて、自分の中で判断してください。
もしも、彼の弱さを許せると確信できるのであれば、お互いの関係をステップアップさせることも考えてみてください。