結婚報告を年賀状で行う人の心理とは

最終更新日:2017年7月28日

友達や知人からの年賀状で結婚報告を受ける事ってありますよね。

このようなさらっとした結婚報告が最近では増えているようです。

今回は年賀状で結婚報告を行う人の特徴についてご紹介します。

1.人付き合いが苦手でわずらわしいと思っている

恋人同士のお付き合いとは違い、いざ結婚となると家族はもちろん親戚や会社の人たちを巻き込んでしまう事ってありますよね。

例えば結婚式の準備だったりあいさつ回り、仕事の引継ぎや指導など、

自分たちだけがひっそりと結婚して終わりというわけには行きません。

人付き合いが上手な人というのは、そういった事をきっかけとして人脈をふやしていったり、

自分の味方となってくれる人を増やしていくことが出来ますが、

人付き合いが苦手だという人はそのような連絡ごとや報告についてついつい「面倒くさいな」「わずらわしいな」と思ってしまいます。

結婚となると相手がどんな人なのか色々と聞かれますし、結婚式や披露宴の段取りなどについて口を挟まれる事も増えてきます。

普段あまり仲の良くない同僚や上司であっても、仕事で迷惑をかける場合は、

どうしても結婚の詳細について話さざるを得ない事も出てくるでしょう。

そのような事をやりたくない、と思っている人は結婚が無事に終わって落ち着いてから、

年賀状で知り合いにまとめて報告をすると言う手段を取るのです。

そうする事で、必要最低限の人としか結婚話をしなくて済みますし、

年始の忙しい時に色々と問い詰めてくる人も少ないですから、いくらか気も楽になるという事でしょう。

2.計画通りに物事を進めるのが苦手

結婚の報告というのは最低限家族や親戚に行えば良いことで、友達や会社の同僚、

近所の方にわざわざ報告をしなくても良いと考える人もいますよね。

例え、そういった人たちに報告をしていなくても相手に迷惑がかからなければそれについては何も問題ありません。

ただ、自分の気持ちとして「あの方には小さな頃からお世話になっています。

ちゃんと結婚の報告をしなくては」と思っている相手であっても結果的に年賀状での結婚報告となってしまう場合もあります。

それはなぜかというと、計画通りに物事を進めるのが苦手な人の場合ついついしなくてはいけない事が後回しになってしまうからです。

例えば6月に結婚をしたとして「7月までには結婚報告をしよう」と思っていたはずなのに、

ついつい新生活でバタバタしてしまい気付けば8月になってしまいました。

「暑中見舞いもかねて結婚の報告をしよう」と思ったけれど、

「この時期にしたらひょっとして結婚祝いに気を遣わせてしまうかもしれない」などと考えて、

結局どうして良いかわからずに年賀状を書くシーズンまで放置してしまうという事になってしまいます。

年賀状であれば1年の出来事を振り返ってお伝えする事も不自然ではありませんし、

おめでたい事ですから年始のお祝いも合わせて報告出来ますよね。

半年も過ぎていますから今更結婚祝いも必要ない、という気持ちを当然あるでしょう。

要するに、最後の最後に重い腰を上げてやっと報告した結果が「年賀状」という訳ですね。

3.自分に自信がなく目立つのが苦手

自分が望む望まないに関わらず、結婚が決まったカップルというのは、

その報告をした瞬間にその場の「主役」の座を勝ち取ってしまいます。

それが長く独身生活を送っていた人だったり、結婚適齢期の人であった場合周りの反応もかなり大きなものになるでしょう。

普段から目立つ事が嫌いで、どちらかというと1人で静かに過ごす事が好きなタイプの人というのは、

結婚の報告をする事で皆から注目される事を嫌います。

自分に自信がなく、周りの視線に耐えられなかったりおめでとうといわれる事に恥ずかしさや申し訳なさを感じてしまいます。

おめでたい事ですからそういった思いをする必要な全くないのですが、

出来ればそっとしておいて欲しい、あまり自分に構って欲しくないといった気持ちが強い人というのは、

なるべく目立ちたくないが為に年賀状で「結婚しました」と報告をする事で全ての詮索から逃れたいと思っているはずです。

報告だけで済ませたい

年賀状を使って結婚報告を行う人というのは基本的に、

「年賀状の中だけで結婚したと言う事実だけが伝われば良い」と考えているんですね。

口頭で「結婚しました」と報告するとどうしてもその場だったり電話だったりで「どんな人と?」「いつ決めたの?」等など、

色々と質問が浴びせられますしそれが嫌な事でなかったとしても、

自分が伝えた以上の事を執拗に聞かれても仕方の無い状況だと言えます。

年賀状は一方的に事実を伝えるのみですから、そういった点では報告だけで済む気軽さは、

かなり心の負担を減らせるものという事が出来ますね。