誰にでも上手なこと、苦手なことはそれぞれありますが、料理が苦手な彼女というのは中々やっかいな側面があります。
しかし、対処する方法はあるので、二人で乗り越えていきましょう。
1.料理下手な自覚がある彼女の場合
まず、彼女自身が料理は苦手だという自覚がある場合は一番対処がしやすいパターンだといえるでしょう。
なぜなら、自覚があるのだから、自分で直そうという気力が沸いてくる可能性があるからです。
もし、彼女が料理の経験が少なく、自信がないようであれば、あなたにできることは、まず励ましてあげることです。
誰だって初めてのことは緊張しますが、練習を繰り返してうまくなっていくものです。
くれぐれも、上から目線ではなく、応援するという形で、彼女が料理の練習ができるよう手伝ってあげましょう。
あなた自身に料理の心得があるのであれば、一緒に料理をしてあげるのも良いでしょう。
あなたも料理が苦手な場合は、二人で一緒に料理の動画や本を読んで、ゆっくり勉強していきましょう。
彼女が失敗しても責めずに、めげないで練習すれば、きっとできるようになります。
2.自分は料理が上手だと思っている彼女の場合
彼女が、自分では料理が上手だと思っている場合はすこし難しいです。
この場合、彼女の味覚と自分の味覚が合っていないということだからです。
彼女がおいしいと感じるものを、自分はおいしくないと感じるわけですから、それを伝えるのは難しいです。
まず、彼女が作ったものを頭ごなしに否定するようなことをいうのは傷つけることになるのでやめましょう。
彼女がまずい物を作ったときは、あなたの分析力や語彙力をフルに使い、「自分の好きな味と相手の料理の味がどのように違っているのか」を伝えましょう。
くれぐれも、単純に「まずい」という言葉で終わらせないでください。
どのように修正すればいいのか分からないままだと、彼女はいたずらにプライドを傷つけられただけになってしまい、二人の関係が悪くなる原因になってしまうかもしれません、機会を見つけて、自分がおいしいと思う食品を彼女と一緒に食べることも必要です。
具体的にどんな味を自分が「おいしい」と感じているのか、同じものを食べて理解してもらう工夫をしましょう。
あなたが見本の料理を作れるのであれば、作って一緒に食べてお手本を教えてあげましょう。
あなた自身は料理が作れないのであれば、一緒においしいレストランに行って、あなたがおいしいと思うものを彼女に教えてあげましょう。
その場合、食事代はあなたが出してあげたほうが角がたちません。
3.彼女の味覚に問題はないが、手際が悪い場合
味付けに問題がなくても下手な料理になってしまうという場合もあります。
この場合は、作業の手際や盛り付けが上手になれば解決することです。
手際については、鍛錬で上手になる部分もありますし、近年は便利なキッチングッズがありますから、まずはそうしたものを使うように誘導してあげるのも良い方法です。
例えば、食材の皮が包丁で剥けず、汚くなってしまうというのであれば、使いやすいピーラーを買ってあげましょう。
卵のゆで具合がわかりにくいというのであれば、ゆで具合を計るグッズをプレゼントしてみましょう。
そのように、あまり手作業にこだわりすぎず、便利な道具はどんどん使って、彼女に自信がつくように導いてあげましょう。
盛り付けが苦手な場合は、写真をお手本にして練習するように誘導してあげてもいいし、それも難しいようであれば、まずは仕切りのついたお皿やプレートを購入し、そこに丁寧に料理を入れることから始めると良いです。
いま料理ができないからといって、これから先もずっとそのままだということはないので、短気を起こさないようにしましょう。
人によって上手になる速度は違いますが、味覚を感じる器官に問題がない場合、料理というものは鍛錬で上手にできるようになっていくものです。
また、彼女と一緒に、あなたの料理スキルもアップできれば、なお一石二鳥です。