田舎暮らしをしている人の特徴4個

最終更新日:2017年4月1日

住んでいる地域によって、人の性格や行動に違いがあると言われていますが、

いったいどのような違いがあるのでしょうか。

今回はその中でも「田舎暮らしをしている人の特徴」についてご紹介します。

1.のんびりしている

都会ではどこへ行っても人混みが多く、人の波をかき分けるように速足で歩かなければならなかったり、

電車やバスなどの公共機関を利用するにも人の荒波に飲み込まれないようにテキパキと行動しなければなりませんよね。

しかし田舎暮らしの人は、人混みを歩くということがほとんどないため、歩くのもゆっくりで行動ものんびりしています。

都会のように電車やバスの本数も少ないことが多く、一時間に一本しか出ないといったことも珍しくありません。

そのため、「次の電車の時間まであと一時間もあるから、どこかでゆっくり時間でもつぶそう…」といったように、

待たされることも余儀なくされるため、余計に行動がのんびりしてしまうのかもしれません。

2.人に関心を持ちすぎる

田舎暮らしの人は、近所の人や知人に対して必要以上に関心をもってしまう傾向にあります。

都会のように「隣にどんな人が住んでいるかわからない」とか「会っても挨拶程度しかしない」といったように、

ほとんど関心がないのも寂しいものですが、

だからといって相手のプライベートにまで首を突っ込むような場合はちょっと引いてしまいますよね。

このように田舎暮らしの人は、すぐに隣近所や知人の噂話などが広まってしまったり、

近所に救急車が来ようものなら、一目散に外へでてどこの家に救急車がきたのか確認したり、

近所に電話を掛けて「今の救急車どこの家だった?」などと情報を知りたがるのです。

「困った時にはお互いに助け合う」といった意味であるなら有難いことなのでしょうが、

単なる興味本位である場合も少なくありません。

また、田舎暮らしの人は、見ず知らずの他人でも、ジロジロと必要以上に見てしまう傾向にあります。

見ている側は何気ないつもりでも、見られている側は「私に何かついている?」

といったように気持ちの良いものではありませんよね。

3.しきたりにこだわる

いまは昔に比べて、葬儀などもしきたりにこだわらず近親者だけでしめやかに行われるところも増えてきていますが、

田舎はそうはいきません。

人が亡くなれば、お通夜・火葬・葬儀といった儀式が行われるのは当然のことですが、

都会ではごく親しい関係の人だけを呼ぶ場合も珍しくありませんよね。

しかし田舎では、隣近所はもちろんのこと、同じ地区で顔見知りであればほとんどの人が呼ばれて出席することになります。

また、親戚関係も絆が強く、遠い親戚がたくさん集まることも珍しくありません。

細かい儀式やしきたりも、昔から代々受け継がれていることが多く、

お年寄りの指示を受けながら葬儀を進めるところも多いのです。

もちろん、たくさんの人が来てくれる葬儀というのは有難いことではありますが、葬儀を出す家族は大変です。

特に、女性はお茶くみや料理の準備など、お客様をおもてなししなければならないことが多く、

そこの家に嫁いだお嫁さんは苦労が絶えません。

4.結婚が早い

田舎の人は都会の人より、奥手で結婚が遅いイメージがあるかもしれまんが、

そのようなことはなく、むしろ結婚が早い傾向にあります。

その理由として、できちゃった婚のカップルが多いということが挙げられるでしょう。

そのため、「就職してすぐに子供ができて結婚することになった」というカップルも多く、

二十歳前後で結婚している人も少なくありません。

田舎は人が少ないのになぜ出会いがあるのかというと、田舎は地元とのつながりが強いため、

「学生時代からの同級生と結婚した」とか「近所の人の紹介で結婚した」などと、
身近なところから相手を見つけることも多いのです。

そして、親と同居の世帯も多く、子供を産んでも親や義親に子育てを協力してもらいやすい環境にあることも、

結婚が早い理由の一つでもあるでしょう。

田舎暮らしの人は、のんびりしていて世話好きなところはとても良いのですが、

その反面、周りとの付き合いを強いられることも多く、干渉もされやすいため、気苦労も多いのです。

都会に漠然とした憧れを持って田舎を出る人もいますが、

このような田舎に窮屈さを感じ逃げるように都会に出てしまう人も少なくありません。

しかし、田舎の生活には、現代人が忘れがちな人との密なコミュニケーションがあり、

その温かさを失くさぬように受け継いでいくのも必要なのかもしれませんね。