みなさんの身の回りには口を開けば人の悪口ばかり言う人はいませんか?仕事やプライベートで時には好きじゃない人や苦手な人の悪口を言って憂さ晴らしをするのはだれでもあることですが、人の悪口ばかり言う人の話を聞いていると当事者でなくても嫌な感じになるものです。
ここではそんな人の悪口ばかり言う人の特徴を紹介します。
1.自信過剰で自己中心的な人
人の悪口ばかり言う人の特徴は、自分に自信を持っていて自己中心的な人だということです。
つまり、自分が嫌だと感じたことはその場にいるみんなも嫌だと感じていて、自分の他人への観点が絶対だと考えている人です。
そのような自己中心的な人が例えば職場の上司から嫌味を言われると、「あの上司は嫌味っぽい人だからみんなも気をつけたほうがいい」という悪口を言いふらします。
しかし実際上司の発言を全員が嫌味と感じるかも分からないし原因が自分にあります。
話を聞いている人の中にはその上司を尊敬している人もいるかもしれません。
そういった観点が抜けている自己中心的な人は、人の悪口ばかり言う人になります。
2.他人をライバル視して蹴落とそうとする人
人の悪口ばかり言う人は自分の周囲のあらゆる他人をライバル視していて、隙さえあれば蹴落とそうと虎視眈々と狙っている人です。
そのような人は、他人の些細な失敗や欠点に目を付けてここぞとばかりに悪口を言います。
しかしたとえそれで他人の評判が下がったとしても自分の評価が相対的に上がるかどうかは別問題なのは言うまでもないし、実際は人の悪口ばかり言う人の評価が上がることはまずありません。
3.悪口が話題として面白いと思っている人
上司抜きの同僚の飲み会で上司を茶化す冗談を言って笑うのは、ある種の憂さ晴らしで鉄板の受けるネタです。
ちょっとした毒っ気は笑いのスパイスになりますが、人の悪口ばかり言う人の特徴はそれを履き違えて、悪口さえ連発すれば周囲に受けると勘違いしています。
最初のうちは軽い悪口ネタで受けたので味をしめたのかもしれませんが、日常的に悪口を垂れ流していては笑えないし、周囲もうんざりするのは当たり前です。
4.悪口の内容が段々大袈裟になってくる
人の悪口ばかり言う人の特徴は、同じような悪口を何度も繰り返しいろいろな人の前で離しているので、内容が悪い意味で洗練されてきて大袈裟になっていくことです。
最初に「〇〇さんに素っ気無くされた」という悪口を言って周囲の共感を得たら次は「〇〇さんに無視された」、「〇〇さんに無視された上に睨みつけられた」と周囲の反応を得る為に知らず知らずのうちに事実関係よりも大袈裟な悪口に発展します。
5.嫌われるとますます悪口を言う
人の悪口ばかり言う人の前では、みんなトラブルになりたくないので適当に話を合わせて「へ~、そうなんだ。
〇〇さんは見かけによらないね」と相槌を打ちますが、心の中ではこの人は人の悪口ばかり言う信用できない人で、自分のことも他では悪く言っているかもしれないから関わらないようにしようと嫌われていきます。
当然です。
そして、嫌われていることがわかるとこんどはその人を標的にして悪口ばかり言うようになります。
そのようなスパイラルに陥って、人の悪口ばかり言う人はどんどん敵を増やしていき、最終的にはだれからも相手にされなくなります。
いかがでしたか。
人の悪口ばかり言う人はいいことがひとつも無くて最終的には自分がいちばん損をすることがわかります。
みなさんも人の悪口ばかり言う人として嫌われないように、悪口はほどほどにしてもっとポジティブで建設的な話題を周囲に提供するように気をつけましょう。