義理人情に厚い人の好かれる特徴5個

最終更新日:2016年4月19日

人との関係を何よりも重んじ、人間味あふれる「義理人情に厚い人」。

昨今、昔に比べるとあまり見かけなくなったように感じる人も少なくないでしょう。

しかし、今でも、義理人情に厚い人は数多くいます。

今回は義理人情に厚いと言われる人の特徴を紹介します。

1.人が良くてプラス思考

人と関わることが大好きなのが、義理人情の厚い人の特徴です。

一言でいうと「人間好き」ということになりますが、人が好きということは、「性善説」に立つということ。

性善説を持てるというのは、どこかお人好しな一面があって、プラス思考ということになります。

人を評価する時、できるだけその人の良いところを見ようとします。

「人間、誰しも欠点はあるもの」という意識を強く持っていますから、欠点については目をつむり、長所に注目してその人をプラスに評価しようとします。

そうしたプラス思考は、人に対する評価だけでなくすべての場面で働きますから、基本的に明るく前向きな性格と考えていいでしょう。

2.自己犠牲の精神があり、無理をすることも

義理人情に厚い人は、相手本位でものごとを考えることができます。

そして、いつでも「人のためになりたい。困っている人を助けてあげたい」という意識を持っているのです。

そのため、困っている人を見ると放っておけない気持ちになりますから、時として、自分に無理をしてしまうことも少なくありません。

「困っている人を金銭的に助けて、そのために自分の生活が窮乏してしまった」という人の話を聞いたことがある人もいるでしょう。

これが義理人情に厚い人の一つの典型例で、そうした自己犠牲を払っても、人をサポートしたいという気持ちになってしまいます。

自分の損得よりも、相手の身の上をおもんぱかり、そちらを優先するのが、義理人情に厚い人の特徴ということになるでしょう。

3.人の気持ちに同調できる

「相手が今どんな状況にあるか、どんな感情を抱いているか、何を望んでいるか」ということをいつでも気にしているのが、義理人情に厚い人というものです。

人の心理に対して敏感ですから、その感情を細やかにキャッチして、その感情と同調することができます。

つまり、自分の気持ちと相手の気持ちをシンクロさせるわけです。

その上で、相手に対してふさわしい行動を取ることができるのが、義理人情の厚い人です。

4.正義感が強く、義憤を感じることが多い

正義感の強さも、義理堅く人情に厚い人の大きな特徴と言っていいでしょう。

不正を見ると黙っていることができません。

自分とは全く関係のないことでも、不正を見るとそれをただすために、積極的に行動します。

そういう性格は、例えば、ニュースなどについても同じように表れます。

例えば、詐欺事件のニュースなどを耳目にすると、まるで自分が被害者にでもなったかのように「ひどい話だ。

犯人が絶対に許せない」と激しく憤るのです。

つまり、自分と直接関係ない人についても、感情をシンクロさせてしまうわけです。

5.自分に厳しいところがあるが、自尊心は強い

人には優しく、良い面だけに注目する傾向がありますが、自分に対しては厳しいところもあります。

自分を甘やかしたり、甘い評価をしたりすることはありません。

「もっとこうしないと」という克己心を常に持っています。

しかし、他方で、「義理人情に厚い自分」に対する強い愛着も持っています。

義理人情に厚い人は人からそのことを指摘され、評価されることが多いため、「人から評価される自分」に誇りを持っているものです。

今回は義理人情に厚い人の特徴について、主だったものを5種類お話ししてきました。

普段は特に意識していなくても、上記のような特徴を備えた人は意外に多いものです。

もしかすると、あなたの近くにもいるかもしれませんし、あなた自身がその一人かもしれません。