世の中には、非の打ち所がないと言っても過言ではない完璧な人がいます。
素晴らしいところであふれていて、なんでもできる…そんな人には誰もが憧れてしまいますね。
ちなみにそんな非の打ち所がない人とは、どんな特徴を持っている人なのでしょうか。
その具体的な特徴についてご紹介します。
1.育ちが良い
育ちが良い、いわゆる裕福な家庭で育てられてきた「お坊ちゃん」「お嬢様」は、
非の打ち所がないほど完璧である場合が多いです。
なぜなら、このような家庭の子供は幼い頃から英才教育を受けてきていることが多く、
頭の回転の速さが比較的早いうちから育っていることがほとんどです。
そして数々の習い事で教養を身につけ、幼い頃から両親の知り合いと接する機会も多く、
社交の場で育ってきているので、人当たりが良いという面も持っています。
両親がこのような子供がが育つために、お金と労力をかけて環境を用意してきているのですから、
ある程度成長して、周りから「非の打ち所がない」と評されるのも頷ける話ですね。
これで、容姿端麗であれば、まさに非の打ち所がないといったところです。
2.周囲から愛されて育ってきている
周囲から十分な愛情をもらわず、人の愛に飢えた状態で育つと、人は幸せを感じづらく、
ネガティブな気持ちが強区なるように育つと言います。
「どうせ自分なんて…」という自暴自棄な思いが、幸薄い人生を形成してしまいます。
では、逆に、人からたくさんの愛情をもらって生きてきた人はどうでしょうか。
まさにその逆で、自分が幸福だと前向きになりやすい性格に育ち、愛をもらった分、
他人にも愛情を振り撒くことができる人になれると言われています。
非の打ち所がない人は、このように、家庭、友人関係、恋人など、
とても暖かい人間関係の中で育ってきた人の中に生まれやすい傾向にもあります。
人に愛されて育ったことで、自分の人間性や能力をのびのびと発揮し、
他の人を大切にするという、理想的な人格の人に育つことが多いのです。
3.要領をつかむのが早い
非の打ち所がないということは、いわゆる「なんでもできる」という人のイメージも強いのではないでしょうか。
何をやらせてもうまくこなしてしまう完璧な人というのが、あなたの周りにもしばしばいるでしょう。
しかしその人が生まれた時からなんでもできていたのかと言えば、そうではありませんよね。
知らないものは知りませんし、やったことのないことはできないものですが、
このような人はやっとことのないことでもその要領をつかむのが非常に早いのです。
今までの経験則からなのか、なんとなく分かってしまうのかはそれぞれですが、
要領が良い人、コツをつかむのが早い人はなんでもできて、非の打ち所がないという印象に繋がりやすいですね。
4.過去に大変な経験をしている
人の人間性や能力はやはり育ってきた環境や、経験してきたことに左右されて形成されていくものです。
やはり、人がなかなか経験し得ないような大変な経験が多い場合、一般的な人よりもできた人にはなりやすい傾向にはあります。
もしかしたらその人も最初は普通の平凡な人間だったかもしれません。
けれど例えば、あるとき突然山で遭難し、1ヶ月生き延びたことがある…なんて壮絶な経験をしてきたら、
当然ながら人よりも人間力は上がるのは間違いないですね。
非の打ち所がないと言われるくらい能力が高くなるのも不思議ではないので、
このように過去に何か大変な経験を重ねてきている人も、周囲から憧れるような完璧な人になっていく傾向にあります。
非の打ち所がないほどすごい人になれたら…と思ったことは、誰でも一度はあるのではないでしょうか。
しかし総じて言えるのは、非の打ち所がない人は、中途半端な経験と生活環境と中では生きてきていないということです。
もしこのような人になりたいと思うのであれば、今からなんでもできる自分になるための人格形成をしていかなくてはなりません。
そしてそれは、簡単な道ではないことは確かです。