面倒見がいい人、または全く逆のタイプの人もいることでしょう。
面倒見のいい人には、いくつか決まった特徴を持っていることが多いです。
今回は面倒見がいい人の特徴をご紹介します。
1.人から相談を受けることが多い
面倒見がいい人は、自分のことよりも人の事に一生懸命になったり、人の立場になって考えることが出来る為、信頼を多く持たれます。
この人なら安心できる、この人なら親身になってくれるという思いを抱かせることが多いため、相談される機会も多くなることでしょう。
人から相談された時は自分のことのように話を聞き、自分だったらどうするか、また相手の立場での気持ちを汲み取って、上手に話を聞くことが出来ます。
相談する相手は信頼があり、口が堅い人であることが最低限必要な要素であるため、面倒見がいい人はあてにされやすいのです。
2.人のサポートをすることが自然
誰かが困っている時、助けを求めている時に、明らかに「手伝ってあげていますよ」という雰囲気を出さずに、自然な形でサポートすることが出来ます。
失敗した人がいても、どう手を差し伸べることがその人にとって最善かを考えて、より良い解決策を見出すことを考えるでしょう。
多くの人は、サポートしたり人を助けた時、それに見合った見返りを求めてしまうもの。
しかし面倒見がいい人は、良いことをした、貸しを作ったなどという意識は持たない為、見返りすら求めません。
こうした上司や先輩を身近に持つと、とても心強いもの。
失敗してもカバーしてくれたり、下の人の立場になって考えてくれるため、人望が厚く、人がついてきやすいのも特徴です。
3.周りの状況を把握するのが早い
面倒見のいい人は、空気を読んだり察知することがとても得意です。
周りの状況、今後の展開を見込んで行動することができ、一歩先の行動をしていることが多いのです。
これから何をするとスムーズに展開するのか、今自分がここで何をすべきなのか、
そういった状況を把握することが上手な為、傍からみると世話好きの印象を持たれることでしょう。
また、人の嫌がること、引き受けたくないことも率先して行動に移すのも特徴の一つ。
周りからは「この人がいてくれてとても助かる」と思われることが多いです。
周りが嫌がるなら自分が引き受ければいいという、責任感が強い場面も多く見られることでしょう。
4.時に行き過ぎた行動も見受けられる
面倒見がいい人は、大抵人から好かれる傾向にあり、嫌われることが少ないもの。
しかしあまりにも面倒見が良すぎて、行動が行き過ぎてしまうと、また違った問題が出てきてしまいます。
おせっかいだと思われてしまったり、やりすぎだと思われたり、人に対して過保護だと思われたりと、場面によっては不快に感じられてしまうこともあります。
何事もほどほど程度が良いのですが、面倒見のいい自分に酔っていたり、当たり前の生活になっていることで、改善するのが難しい場合もあるでしょう。
人の事を優先してくれる面倒見のいい人は、根本的に嫌われるということは少ないでしょう。
面倒見がいい人を上司や先輩に持つと、楽に感じることも多いでしょう。
しかし、面倒見が良すぎることで、自分がなかなか成長出来なかったり、甘えるようになったりと、プラスだけに働かないこともあります。
面倒見がいいからといって、その人に依存する、頼るということはなるべく控え、自身で解決できる問題は自身で動くようにしましょう。
また、自分が面倒見のいい人と言われる側であれば、行き過ぎた行動や発言はしていないか、今一度確認しておく必要があるでしょう。