気遣いができる人の特徴7個

最終更新日:2016年5月15日

ちょっとした気遣いがスマートにできる人は、良好な人間関係を作り出すことができます。

今回は気遣いができる人の特徴をご紹介します。

1.思いやりがある

気遣いといっても、それは時と場合によって、また、相手によっても、様々な形に変化するものです。

しかし、すべての気遣いに共通して存在しているのは、「相手を思いやる心」です。

自分のことばかり考えている人に、良い気遣いはできません。

「誰かのために…」他者を思いやる気持ちから、気遣いが始まるのです。

気遣いのできる人は、思いやり深いタイプです。

2.自己満足で終わらない

自分では「気遣いが上手」と主張しているものの、周囲からは「おせっかい」だと思われているタイプの人がいます。

「誰かのために」と思ってしたことであっても、相手が望まないことだとしたら、それは「ありがた迷惑」です。

「相手にとって本当に役立つことは何か」そして「相手がどんな気持ちになるか」まで考え抜き、行動を選ぶ。

それがさりげなくできる人こそ「気遣いの達人」です。

3.ダンドリ上手

「1歩先、半歩先を考えて気を利かせる」こんな気遣いができるタイプは、ダンドリ上手でもあります。

ダンドリが発揮されるのは、ビジネスばかりではありません。

家族や友人同士とのイベント、ちょっとした普段の日常の中でも、ダンドリが生かされるシーンは数多くあります。

ダンドリよく、物事がスムーズにすすむのは、とても心地良いもの。

その心地良さは、あの人のさりげない気遣いが導いているのかもしれません。

4.デジタルとアナログを使い分けられる

インターネット全盛時代の今、ビジネスのみならず、プライベートでも、パソコンやスマートフォンが日常生活に欠かせないものになりつつあります。

今や欠かすことのできないデジタルツールですが、実は、気遣いがデキル人ほど、アナログも上手に使いこなしているものです。

「LINEで感謝を伝える」よりも、手書きで「ありがとう」に気持ちを込める。

「ネット通販で銘酒を配送する」よりも、「今日はぜひご一緒に」と行きつけの店で飲食を共にする。

デジタルに精通しているけれど、相手の気持ちに寄り添うときは、あえてアナログな時間の流れをチョイスする。

慌ただしい毎日だからこそ、こんな気遣いができる人になりたいものです。

5.控えめで奥ゆかしい

「誰かのために何かをする」ことは、決して悪いことではないのですが、「何かしてあげた」的な印象が強く出てしまう人がいます。

ところが、不思議なことに、同じようなことをしても「あの人は気遣いが上手い」と思われるタイプもいます。

日頃から「私は~」という自己主張が強すぎたり、上から目線なタイプは、良かれと思ってしている気遣いが、裏目にでてしまうことが多くなります。

実は「気遣いが上手い」と感じさせるには、「控えめで奥ゆかしい」一面を持ち合わせていることがポイントになります。

「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という慣用句のとおり、このような現象は、地位や名誉のある有名人になるほど顕著に表れます。

6.頭の回転が速い

いつも、ボーっとしているタイプは、自分の事で精いっぱいで、気が利かない人というイメージがあります。

反対に、頭の回転が速い人は、テキパキとしたタイプが多く、周囲への気遣いもする余裕を持ち合わせています。

7.人気者

気遣いが上手な人と一緒にいると、気持ちよく過ごすことができるので、自然と人が集まってきます。

気遣いができる人は、人間関係の広がりも豊かで、人気者タイプだったりします。

反対に、気遣いができない人と一緒にいると、イライラするので、いつの間にか人が遠ざかっていきます。

気遣いができなさすぎると、人間関係で苦労することになりそうです。

上品にさりげなく気遣いができるようになるには、思いやりの心だけでなく、それを形にする行動力、そして押しつけがましくない控えめさが大切です。