“芸がない“とは、遊芸のたしなみがないことや、平凡で面白み、または工夫等がなく人まねをすることを言います。
分かりやすく言うと“つまらない人“です。
では、芸がない人の特徴をご紹介します。
1.同じことの繰り返し
カップルであれば毎回同じデートプランばかり計画する恋人や、会話が毎日のように同じ、友人同士であればいつも同じ人物の話や似たり寄ったりな物事のことしか話さなかったり、変化のないことばかりをする人は芸がない人です。
たまに「この人いつも同じ会話しかしない」「毎回同じことばかりしていてつまらないのかな?」などと思う人回りに居ますよね。
こうした人たちは芸がなく、平凡過ぎる生活を送っているためつまらない言動しかできません。
好意の気持ちがなくてもあっても「この人と一緒にいると楽しい」と思える人が芸のある人です。
2.趣味がない
趣味と呼べるものがなかったとしても、ほとんどの人が「歌を聴くことが好きかも」「最近は○○にハマってる」などと、趣味とは呼べないものでも好きなことや一時的でもハマっていることがあるでしょう。
ですが、芸がない人は好きなことや一時的にハマっていることもなく、毎日なんとなく過ごしているため周囲の人と合う話がなく、積極的に周囲の人とコミュニケーションができなかったりします。
芸がある人は、趣味があったり好きなことや一時的にハマっていることがあったり、周囲の人たちから勧められたことを積極的に行動に移してやってみたりします。
そのため周囲の人達との話も合い、コミュニケーション能力も高い人が多く「この人と話していると勉強になるし楽しい」と思われるのです。
3.イチャモンをつけたがる
例えば飲食店に行ったときに毎回のように「メニューの写真と実物なんか違わない?」「これが人気メニューって…」「スーパーのお惣菜みたい」などとイチャモンをつけたり、テーマパーク等に行ったときは「入場料高いのにこんな感じなんだ」「スタッフの人あまりよくないね」などと芸がない人は何かにつけてイチャモンをつけます。
もちろん本当によくない場合であれば口に出して言ってもいいのですが「わざわざ言う必要ある?」と思ってしまうような小さすぎることまで言うのが芸がない人の特徴です。
芸がある人は文句や愚痴はほとんど言わず、もしあまりよくない場所だったとしても行ったからにもその場を楽しもうと工夫したりします。
不快な思いをすることがない限り文句や愚痴を言ってイチャモンをつけないのが芸がある人です。
4.自慢話が多い
芸がない人は「私(俺)は昔○○だった」「地元じゃ俺(私)を知らない人はいない」「〇億円の家建てちゃって毎月ローンで給料が消えてくよ」「今まで恋人が途絶えたことがない」などという「だから何?」と思ってしまうような自慢話ばかりします。
過去のことを美化して話をしたり「羨ましいって思われたい」という気持ちから生活基準を無理して上げたり、それほど欲しくない高価なものを購入して周囲の人に自慢したりします。
ですがこうした言動は周囲の人たちからすると羨ましいという気持ちは一切なく「鬱陶しい」「またその話してる」などと不快な気持ちにしかならないのです。
芸がある人は基本的に自慢話はしなく、高価なものを購入したとしても自分から話したり見せることはなく、周囲の人たちから聞かれたら答える程度なため、周囲の人は不快な気持ちになることなく自然体で芸がある人達と関わることができます。
5.倹約家ではなくお金に細かい
飲食店などに行ったときにお会計の際に1円単位で割り勘する人って時々居ますよね。
細かいお金にこだわりすぎるのは芸がない人です。
倹約家の方は「違うところで節約しよう」などと臨機応変に対応することができるのですが、芸がない人はその場のことに対して臨機応変に対応することができず目先のことしか考えられていないのです。
その結果、お金に細かく1円でも自分が多く払ったり、1円でも高い場所に行くことを嫌います。
芸がある人は「少し高い出費だけどいっか」「楽しかったし今日は奢ってあげよう」などと太っ腹な一面を持っていたりします。
奢ることやお金を腹合うことが好きなのではなく、良い意味で“その場が良ければ良し“という考えを持っています。
芸がない人は基本的にネガティブな人が多いです。
そのため前向きな会話ができなかったり、周囲の人やモノに対しての文句や愚痴等しか話が出てきません。
たまにであればいいですが、毎回こうした話では聞いている方もなんだか疲れてしまいます。
芸がない人と関わる時は楽しい方向に持って行くことをオススメします。
例えば「同じ職場の○○さん良い人じゃない?」「この辺に○○屋さんができたけど行った?」など、楽しい会話ができるネタをいくつか持っておくと芸がない人と話す時に不快な気持ちになったり「つまらない」と思う回数も減っていくでしょう。