成り上がりの人の特徴5個

最終更新日:2018年1月13日

親から受け継いだ立場にいる、強いコネクションがある、エリートコースを歩んできた人に対して自分だけの実力で競争を勝ち抜いてきた人や、独学で能力を身につけて高い地位に就いた人は成り上がりと言われます。

成り上がりの人達はもちろん想定されるべき立場なのですが、それ以外にも特徴的な性格をいくつも持っています。

ここでは成り上がりの人の特徴を紹介します。

1.過去の自慢話が好き

自分の実力で勝ち抜いてきたという自負が強いので成り上がりの人は自分の過去の苦労話や武勇伝自分語りするのが好きです。

もちろん周囲の人に自分の成功ノウハウを伝えて頑張る原動力とする意味もありますが、やっぱり一番大きな動機は自分の成功体験を自慢したいという気持ちです。

成り上がりの人の自慢話は色々な人に対して何度も繰り返しされているのでだんだん洗練されてきたりドラマチックに脚色されている傾向があります。

人によってはそのままドラマや映画にできるんじゃないかというような修羅場をくぐってきたり奇跡の体験を自慢している人もいます。

2.高学歴やボンボンの人を見下す

成り上がりの人は金ゼロ、コネゼロから自分の腕ひとつで勝ち上がってきたという自負があります。

そのため元々父親が経営者でそのまま後を継いだ人や、元々お金持ちで恵まれた環境の教育を受けてきた人などのことをボンボンと呼んで見下し、対抗心をむき出しにします。

そのボンボンの人たちからしても成り上がりの人はぽっと出の成金と言うイメージで見下しているのでお互い様ですが、ボンボンの人と成り上がりの人は相容れない関係で犬猿の仲なのは定説です。

3.他の人に任せるのが苦手

成り上がりの人は元手がゼロの状態から自分の能力ひとつで今の地位を築き上げています。

基本的に自分の過去の努力や現在も能力に絶対の自信を持っているので、他の人が自分に匹敵する能力があるとは思いません。

例えば会社などで自分が社長になった時に、事業を継続していくため部下に色々な仕事を割り振って自分が全て手をかけなくても会社が回っていくシステムを作らなければいけません。

しかし成り上がりの人は自分が社長になっても部下のすべての仕事に口を出すいわゆるワンマン経営者になりがちです。

それはひとえに他の人へ任せる経験を今までしたことがなかったからで、能力を信じて任せて自分は監督に徹することがどうしても苦手です。

4.妙に対抗心が強い

成り上がりの人は上記のボンボンの人に対してだけでなく、同じような他の成り上がりの人に対しても、全然関係ない周囲の友達に対しても対抗心が強いです。

そりゃ成り上がりの人がここまで成り上がってくる原動力そのものが他の人への対抗心と負けず嫌いな気持ちだったからです。

「あの人はたまたま運が良かっただけだけど自分は違う」「あの人より自分の方が金持ちだ」「あの人は金があるだけでセンスが悪い」など他人と比較するセリフはとても多いです。

5.部下や他人への要求レベルが高い

成り上がりの人は高い地位まで一代で上り詰めただけあって能力がとても高い人です。

そのため自分の部下や取引先、果ては友達にまで自分と同じレベルを要求します。

自分にとって乗り越えられた試練やそれまでしてきた努力は、他の人もできるはずだという期待に基づいているのですが、時として周囲の人には高圧的であると感じられてしまいます。

いかがでしたか。

成り上がりの人は自分一人の腕で人生やビジネスを勝ち抜いてきたという自負がとても強い人です。

ある意味でその癖の強さがその人の武器であると言えます。

時にはその癖の強さが他の人には高圧的であると感じられてしまうのが特徴です。