晩婚化が進んだ現代、ある程度自由になる時間やお金に余裕のある独身世代において、
“一人旅”は特に人気のある趣味の一つです。
それでは、一人旅を好んでする人にはどういった特徴があるのでしょうか。
1.人に合わせるのが苦手
誰かと旅行に行くとなった場合、日程や行き先、旅程や予算など全ての工程において、
共に旅行する人と相談をする必要があります。
自分が行きたい場所を少し我慢して、一緒に行く人の行きたい場所を盛り込んだり。
旅行にはお金を惜しみたくないと思っていても、一緒に行く人が安く料金を抑えたいと思っていたら、自ずとプランは変わってきます。
ある程度、一緒に行く人の意見を尊重するということは、一緒に旅行に行く限りは、当然の礼儀です。
しかし、一人旅が好きな人というのは、自由奔放で、人と合わせることが苦手な傾向があります。
自分のやりたいことを我慢するくらいなら、一人旅の方が気楽だという思いに至るのです。
2.思い付きで行動したい
旅をしていると、ふと目についた自然の景色や、良い雰囲気のレストランなど、色々な誘惑があります。
しかし、自分が行きたいと思っても、一緒に旅する人がそう思うかは分かりませんし、
自分の意見ばかり主張するわけにもいかないのが世の常です。
一人旅が好きな人というのは、思い付きや心の趣くがまま行動するのが大好きです。
予定していたルートとは少し違ったとしても、インスピレーションを信じて、突発的な出会いを大切にします。
言い換えれば、一人旅が好きな人は、思い付きで行動が出来てしまう、とても行動的な人間でもあります。
3.じっくり自分と向き合いたい
人は生きていく上で、様々な葛藤や悩みを抱えています。
学生時代であれば、自分が何者なのか哲学的なことを考えてみたり、社会人であれば、日々企業戦士でいる自分に疲れていたり。
そういった悩みを、友達と話し合ったりすることで共有していける人もいます。
しかし、一人旅が好きな人は、そういった悩みを人に話すのではなく、自分と向き合うことで解決していくのです。
そういう人にとって、一人旅は自分と向き合い自分の事を深く知ることができる、絶好の機会です。
一人で思いつくままに旅をする、その中で本当に自分のやりたいことや、本来の自分の姿を新発見していくのです。
一人旅が好きな人というのは、一見外交的に見えますが、実は自分の想いを内に秘めた内向的な人間でもあります。
4.強い刺激を求める
一人旅というのは、“見知らぬ土地に一人で行く”という、大変危険で刺激的な行動です。
現代ではスマートフォンやタブレットなどのネット環境により、
その土地の情報を予め得たり、交通手段や全ての情報をすぐに入手できます。
日本国内のみならず、海外でも、スマートフォンを持っていると随分便利に旅行ができる時代になりました。
しかし、そのような情報網が発達していない時代の“一人旅”というと、今のように身近ではなかったはずです。
そんな時代でも、一人旅が好きな人というのは存在し、そのDNAは現代にも引き継がれています。
どんな時代においても、一人旅が好きな人は、強い刺激が大好きで、それにより一種の高揚感を得ているのです。
いかがでしたか。
自分の周りの一人旅好きな人をよく観察してみると、上に述べたような特徴がみられるはずです。
自分が一人旅好きだという人は、思い当たる節があるのではないでしょうか。
一人旅が好きな人は、自由奔放で新たな発見が大好き、
それでいて、自分とじっくり向き合うという内向的な一面も持ち合わせるとても興味深い人です。
噛めば噛むほど味がでる、そんな性格の持ち主といえるでしょう。