傍から見ていても、羨ましくなってしまうほど自由奔放な生き方をしている人が男女問わずいます。
社会人になり、ある程度大人と言えるような年齢になってしまうと、
なかなか自由に行動を取ることが難しくなるだけに、自由な人を見ると憧れてしまう人も多いのではないでしょうか。
では、自由奔放な人は、性格や言動にどのような特徴があるのでしょうか。
1.性格がマイペース
周りの人の意見や感覚に合わせるのではなく、常に自分のペースや考えを大切にする性格の人は、
自由奔放である傾向が強いです。
日本人には、周囲の人々とペースをできるだけ合わせて、
集団の迷惑にならないようにすることが大切であるという考え方が強いため、
社会や職場では、こういった性格の人は敬遠される場合があります。
しかし、人の目ばかり気にして、自分の本来の力や能力が発揮できないのでは非常にもったいないことです。
時にはマイペースな人を見習って物事にとらわれず過ごしてみるのも良いものかもしれません。
2.自分の欲望に正直
社会人ともなると自分の内にある欲望を人前でさらけ出すのは非常に抵抗があることです。
しかし、自由奔放な人は自分の中の欲望を前向きに肯定的に捉えて正直に表現します。
なので、周りの人に嫌味や不快感をあまり与えることなく、自由に行動することができます。
自分の心の声に蓋をしたまま、我慢ばかりしていたのでは、いつしかストレスや抑圧が溜まり、爆発してしまいます。
時には上手に自分を開放してリフレッシュを計ることも大切です。
3.自分に自信がある
自由奔放な人は、自分に自信を持っている傾向が強いようです。
と言っても、傲慢なナルシストタイプ、というわけではなく、自分の性格をすべて肯定しています。
自分に対して自身がなく、否定的な人は自分も他人も肯定することができないので、
自由に行動することができず、また、自由に行動する人のことも批判する傾向が強くなってしまいます。
自由な生き方を送りたいのであれば、まず自分を肯定し、そして相手の性格や生き方も肯定することが必要です。
4.いつでも自然体である
自由奔放な生き方の人は、いつでも自然体です。
自分の性格や生き方に対して強い肯定感を持っていることが多いので、
劣等感や自分を卑下する感覚などがなく、前向きで朗らかな性格の人が多くなります。
他人と自分とを比べえうことも少ないため、常に自分にとってのベストな精神状態というものをキープすることができます。
そのため、自由奔放な生き方をしている人は、いつでも自然体で肩の力が抜けていて、
自分も相手も楽でいられる距離感というものを知っているのです。
5.わがままで自己中心的
自由奔放という生き方のマイナス面が大きく現れている場合、
その人はわがままで自己中心的な性格であることが多くなります。
マイペースで自分の感情や欲望に正直と言うことも1歩間違えば、
わがままで自分のことしか考えない人というふうに捉えることもできるので、これは紙一重の難しいところです。
周りの人に対する思いやりや優しい心がない場合、
わがままで自己中心的な人であるとマイナス面がクローズアップされてしまうのでしょう。
いかがでしたか。
いくつになっても子供のように無邪気で天真爛漫、自由奔放な生き方をしている人は、
多くの人から羨ましがられたり憧れられたりします。
それは、多くの人にとって実際にはそのような生き方を貫くことは、容易ではないからです。
物事にとらわれない大らかな心と、時に人に批判されてもめげないような強い心の両方が備わっている人でないと、
自由奔放に生きていくことはなかなか難しいことなのでしょうね。