仕事上短気な人と付き合わなければならない、短気な友人がいるなど、周りに短気な人がいると、気を遣うことも多いでしょう。
一般的に短気な人とはどのような人のことを言うのか、短気な人の特徴から把握しておきましょう。
1.自分の価値観や考え以外受け付けない
短気な人は、自分の価値観や考えをしっかりと持っている為、
一見「しっかりとした人」「芯がある人」という見られ方をしますが、逆にこれがマイナス要素となることが多いです。
短気な人は自分の基準となるもの、譲れないものを多く持っている為、
他人と衝突することや意見の食い違いの場面は人よりも多くなってしまい、
受け入れることが出来ない為に怒ったり、その場から逃げたりと短気な言動が目立つように。
その頑固でわがままとも捉えることが出来る言動に、短気だと感じる人は多いです。
2.本当の自分は小心者である
人に良く見られようとしたり、自分を大きく見せようとする人は、短気な傾向にあります。
というのも、本来の自分はそこまで出来た人間ではなく、見透かされることや気付かれることに恐怖心を持っているからです。
本当の自分が小心者であるということが相手にばれないように、
ばれそうになった時には短気な態度をとったり、人によってはキレる人もいるでしょう。
自分を演じている人や、自分のことを守ろうとしている人に見られる行動で、周りからは短気な人だと思われることが多いのです。
小動物が身の危険を感じると威嚇するのと同じで、本来の姿は弱くもろい姿である可能性が高いです。
3.わがままで自己中心的
短気な人の中には、「自分の思い通りにならないと気が済まない」というタイプの人もいます。
わがままで自己中心的な態度は、周りから見ても幼さを感じてしまうことでしょう。
自分の意思や考えに反していること、思惑通りにならない事が前にあると、途端に不機嫌になり、キレたり怒ったり。
このような人の多くは、幼い頃から我慢をする機会が少なく、甘く育てられた背景があることも多いのです。
自分の思い通りにならないとなれば、「じゃあ辞める」「なら勝手にして」とその状況から逃げることも多いでしょう。
4.真面目で真に受けやすい
真面目で真に受けやすく、冗談が通じない人が多いのも短気な人の特徴です。
ある程度大人になれば、受け流すこと、笑って対処することも必要になってくるものの、
こうした流すという言動が苦手なことが多いのです。
人から言われた冗談であっても、真に受けてカッとなったり、
自分のことを馬鹿にされていると勘違いし、機嫌を損ねてしまいます。
このようなタイプの短気な人は、面白味がない、扱いづらい、要領が悪いと思われることもあり、
真面目さが仇になっていることもあります。
5.分かり合える友達が少ない
短気な性格の故、周りの友達が愛想を尽かしたり、接しづらいと、
離れていくケースが多く、周りには分かり合える友達が少ないことも特徴の一つ。
分かり合える友達が少ないことで、不満や不安、愚痴といったことを気軽に話せず、
常にストレスが溜まり、爆発しやすい状況にあるとも言えます。
人に合わせることが難しい短気な人は、人が離れていくことがあっても、
寄せ付けることは少なく、孤立状態になり、追い詰められてしまうことも多々あります。
このような人は自分の性格を意識し改善しなければ、
分かり合える友達や一生付き合っていける友達と出会うことがないでしょう。
短気な人と付き合うことは、非常に気を遣うものでもあり、プライベートでは出来れば関わりたくない存在でしょう。
ただそれが真面目すぎる故のものだったら、少し見方を変えてあげることも必要で、単に対応の仕方、
人ととの接し方が不器用なだけであれば、その人の良い所も見てあげるように意識すると、
「短気な人」という括りじゃなく見られるようになるかもしれません。