父親好きな人の特徴。男性に対して肯定的で見る目がある!

最終更新日:2017年12月30日

親についてネガティブな評価をする人も多いものですが、全く普通に好きであるという人もまた多くいます。

「父親」が好きな人ではどのような特徴が見られるでしょう。

1.男性について肯定的である

父親は、やはり各自の男性像のベースになるものです。

父親が好きであるとは、「好ましい男性もいる」と考えることにつながります。

父親好きの女性なら、男性恐怖症・男性嫌悪などにはなりにくくなりますし、父親好きの男性でも、同性全般について「良いやつもいるはずだ」など肯定的なイメージを持つようになります。

もし嫌な男性と遭遇した場合でも、その人が「男性だから」嫌だとは考えず、その人自身が嫌なのだと考える傾向となりますね。

2.男性を見る目ができる(女性の場合)

良い父親に恵まれた女性では、おかしな男性にはすぐ気づくようになります。

見かけの優しさや、タダの見栄張りなどはすぐ見抜けるような力が自然と身につくのです。

親はたいへん近しい関係ですから、父親好きと言っても父親の良い面悪い面両方を見た上で、「好き」です。

男性の一面的な魅力には惑わされないのが彼女らです。

3.過度な同性へのライバル心がない(男性の場合)

父親が好きな男性では、ある意味では理想的な同性と、ずっと暮らしてきたといえます。

関係性としては親子ですから、言ってみても、成人するまでは「子のほうが上」ということはありませんね。

つまり理想的な同性の「下」で暮らすことに慣れているのです。

このため、良い同性上司がいても「あいつを蹴落としてやろう」などとは考えないのが彼らです。

優れた同僚や同級生(同性)にやや先を越されても、特に怒ったりはせず冷静に自分らしく生きられます。

4.男性を、父親と比較しがちである(女性の場合)

ちょっと良いなと思う男性が現れても、「父に比べれば…」とつい比較してしまうのも、彼女らの特徴です。

このため本格的な交際や結婚にはやや慎重になる傾向も出てきます。

交際相手の男性などからすれば「いちいちお父さんと比較されても、困ってしまいます。

勝てるわけがない」という心境に至ってしまいますね。

男性をしっかり観察すること自体、必ずしも悪い傾向ではないものの、行き過ぎると「理想が高すぎる女性」にもつながってしまいます。

5.あまり向上心がない人になることも(男性の場合)

父親がひどい人間であったりすると、「母さんを苦しめやがって。俺はもっと立派な人間になって母さんや結婚相手を大事にするんだ」だとか、いわば反動・反面教師の効果で強くなる男性がいます。

またそこまで悪い家庭環境でなくとも、「あの親父は嫌いだ、あの親父にだけは負けたくない」などの心理を持つ男性は少なくありません。

父親好きの男性ではこういった父親に対しての「意地」のような心理は生じませんので、温厚でフラットな感じの男性となりがちです。

良いことでもあるのですが、あまり向上心がない、チャレンジスピリットがないと感じさせる人になることもあります。

6.優しく寛大でありながら、厳しさや決断力を持っている

男性の内面として誰にとっても魅力的なのは、優しさや寛大さがあり、かつベタベタと甘いのではなく厳しさや決断力も併せ持っていることですね。

好かれる父親の多くは、このような、男性一般に求められる魅力を持っているものです。

そうしますと、その下で育った人は単純に似た性格となり、優しさがありながら厳しさもあるというような好人物になる傾向があります。

精神的な余裕がある、「度量がある」などの言葉でも表現できるでしょう。

7.注意。母親嫌いの父親好きは、問題ありなことも

父親が好きであることは、特に母親が好きだとか嫌いだとかを指しません。

しかし、「母親が非常に嫌いで、いわばその反動で父親が好きである」という場合は、ケースバイケース・人それぞれですが、かなり変わった性格になってしまうことがあります。

父親好きだとよく言う人と接したとき、どのような意味で父親好きなのかは、サラリと聞いておきたいものです。基本としてはポジティブに考えられるのが「父親好きな人」です。

行き過ぎてしまうとネガティブな特徴ともなってしまうものの、それはどんな傾向にもいえることです。

父親が好きであることは、一般には良いことと考えられます。