なで肩の人が見せる特徴とは。なで肩だからこその利点もある

最終更新日:2017年7月28日

着物を着る時にはなで肩の方が良く似合うといわれますね。

なで肩の人にはどんな特徴があるのでしょうか。

そんななで肩の人の特徴についてご紹介します。

1.着物や女性らしい服装が似合う

今でこそ日本人であっても8頭身のモデルさんが世界で活躍されたりしていますが、

昔から欧米人の体型と比べ日本人の体型というのは背が低く、小柄なタイプが多いですよね。

また、着物の文化がある日本では日本人の体型に多いなで肩というのも着物の着こなしのポイントとなっています。

いかり肩といわれるような、がっしりと張った肩の人は着物を着てもしっくりと着こなすことは難しいのですが、

なで肩の人というのは、着物を着るとしっくりとキレイにシルエットが強調されてとても美しく映えるのです。

女性の場合、なで肩の人の方がか弱く女性らしく見えるためそういった服装もとても良く似合うでしょう。

オフショルダーのセーターなどは少し肩が落ちた方がかわいらしく見えるものですから、

いかり肩の女性にとってはなで肩というのはちょっとした憧れでもありますね。

最近では男性であっても女性的なファッションを好む人が多いですから、

細身のシャツなどを着こなす時にはなで肩の方が自然に着こなす事が出来るでしょう。

2.肩こりしやすく疲れやすい

日常的な動作をしているだけなのになぜかいつも肩がこっているという人は、

もしかしたらなで肩が原因かも知れませんね。

骨格や筋肉のつき方によっても疲労度は変わってくるものですが、

なで肩の人というのはそうでない人に比べると肩を動かす時に筋肉を多く使う必要がある為にどうしても疲れやすく、

こりやすくなってしまいます。

ショルダーバッグなどを肩にかけているとどうしても肩紐が滑り落ちてきてしまいますが、

ファッションによってはショルダーバッグの方がコーディネートし易かったり使い勝手が良かったりして選ぶ事もありますよね。

実はショルダーバッグの肩紐がすぐにずり落ちてしまうのをその都度直すという動き自体も、

肩こりの原因となってしまいますので、出来れば手提げタイプや斜め掛けにするなどして、
工夫する方が体の為には良いでしょう。

3.華奢で線が細い人と思われやすい

なで肩の人はどんなに筋肉を鍛えても、いかり肩になる事はありません。

なで肩のままの状態で筋肉が付くだけなので、シルエットの印象としてはあまり変化が感じられないのです。

男性の場合はなで肩ですとスーツが似合わない事が多く、肩パットは必須でしょう。

性格的に攻撃的なタイプの人であったとしても、なで肩体型の人というのはそうでない人と比べて、

華奢で線が細い人と思われやすく、それを悩みと感じる男性も多くいるはずです。

夏場やジムに行く時などはタンクトップを着る機会もあるかと思いますが、

タンクトップのストラップ部分が肩から落ちてしまう為に早急に鍛えて、

筋肉で落ちるのをなんとかとどめようという人もいるくらいです。

反対に、女性の場合は華奢で線が細く感じられることが魅力となって見られることも多く、

性格的なことはさておき、外見的なポイントとしてはアピールポイントとなります。

いかり肩の人は写真を撮る時にあえて体を斜めにして体の線が細く見えるように工夫していたりしますが、

なで肩の人というのはそういった事をしなくてもそのままで細く見られるのが良いですね。

知らない間にストレッチ

なで肩の人は肩こりになりやすいために、自分で意識していない時でも、

自然と肩をまわすなどのストレッチをしていることが多いです。

デスクワークをされている人は特にそうですが、日常的に行っていることなのであまり意識する事はありません。

他の人から見ると少し疲れた感をアピールしているように取られる事もありますが、

そういった動作は心がけておく方が体の為には良いと言えますね。