結婚に興味がない独身男女が増えてきていると言いますが、
男性が結婚に踏み切る決め手となる事柄についてご紹介します。
1.周りの友達に既婚者が増えてきた時
女性と比べて男性は、結婚に対して何かしらのタイムリミットがあるかと問われれば、
女性ほどすぐには思い浮かばないものでしょう。
女性であればどうしても妊娠、出産といったデリケートな問題が出てきますが、
男性の場合はそれほど年齢を気にしなくても良いとされていますし子供を望まない人も多いですよね。
独身であれば毎日飲みに行ったとしても誰にも気を使う必要はありませんし、
例え飲みすぎて記憶をなくしたところで自分ひとりの責任ですから自分の責任で後処理すれば良いだけのことです。
ただ、一緒に飲みに行く同僚だったり友達が結婚しているからという理由で飲みの席を断るようになったり、
早々に帰宅しだしたりすると独身者としてはあまり楽しいものではありません。
既婚者はみんな帰るべき家庭があって、自分との時間よりも家族との時間を優先させるわけですから、
仕事が休みで時間が取れたとしても友達であるはずの既婚者がいつでも時間を気にする事無く、
遊びに付き合ってくれるわけではありません。
結果的に遊ぶ相手がいなくなり、せっかくの休日も1人で過ごす事が増えてくるでしょう。
自分が年を取った時に、1人でどんな生活をしているのか考え出すと、
自分も周りの友達たちと同じように「結婚して家庭を持ちたい」と自然に思ってしまうものです。
2.両親のどちらかが健康で無くなった時
男性は親元を離れて生活している期間が長くなってくると、それが当たり前のように感じてしまって、
年に数回しか実家に顔を出さなくなったり、へたをすれば数年間親に顔を見せない、
声も聞いていないというような状態になっている人も少なくないですよね。
独身生活は毎日充実していて、正直自分の事で精一杯なので親のこと、実家の事などはあまり考えないかも知れません。
しかしながら、両親のどちらかが病気で倒れたりした場合それまでとは生活が一変する事もあるでしょう。
また、それほどではなかったにしても「自分の両親はいつまでも若くないのだな」ということを実感するはずです。
これから先の事を考えた時に自分が何をするべきか、親孝行とはどういったものなのか、
そういった事をじっくりと考えるきっかけになるでしょう。
結婚することで一人前になった姿を両親に見て安心して欲しいといった気持ちも生まれるでしょうし、
社会的にも既婚であるという事はそれだけ責任のある仕事を任される可能性も大きくなると言えます。
3.お付き合いが長いと感じた時
学生の頃は彼女ができたと言ってもそれ以上の関係になる事は少ないかと思います。
学生の内に結婚をするカップルもいますが、多くの場合は親の援助を受けながら生活することになるでしょう。
男性は、若いうちはそれほど結婚に対して憧れを持っている人は少ないかと思いますが、
既婚者がまわりに増えてきて、結婚の良さや子供のかわいさなどを話し聞くうちに、
結婚や結婚生活に対しての憧れが芽生えてくるはずです。
お付き合いをしている女性がいる男性であれば、その女性とのお付き合いの長さを振り返り、
「そろそろけじめをつけなければ」と考えてしまう事でしょう。
結婚は自分ひとりでするものではなく、パートナーありきですから、
長い期間付き合いを続けている女性がいるのならば、
その女性に対して誠意を示す意味合いも込めて「結婚」を決める事は自然な事です。
また、お付き合いの長さに限らず、女性が年齢的に出産を考えるにあたってリミットが近付いているような場合にも、
早い段階で結婚の話を持ち出すはずですし、そのような状況であれば順番は変わってきますが、
彼女の妊娠をきっかけに結婚を決断する男性も多くいると言えるでしょう。
30代で考える事
男性は働き盛りと言われている30代で結婚をするのが最も安定した結婚生活を送れるとも言われています。
経済的にも安定して、責任感も生まれ、大人としての考え方が身についてくるのがそれくらいの年齢だからです。
20代の頃は好き勝手な行動を取っていても許されたかもしれませんが30代となるとそうは行きません。
周囲の目も1人の大人の男性として扱うようになりますから、
そういった年代で結婚を具体的に決断する事はもはや自然な事と言えます。
恋人がいない男性であっても、30代で新たにスタートする恋愛は、
結婚前提のお付き合いだと考える男性が多いと言えるでしょう。