初対面の人としゃべる時にはだれもが少なからず緊張するものですが、
その中でも話しかけやすい人と話しかけづらい人がいます。
人に話しかけてもらいたいのに話しかけてもらえない人は、
無意識のうちに近寄りがたい雰囲気を出してしまっているのかもしれません。
そんな近寄りがたい雰囲気な人の特徴をご紹介します。
1.恰好をつけてしまっている
人見知りの人は他人を意識するあまり、人前で格好をつけてしまう傾向にあります。
見た目をよくしようという努力は良いのですが、意識するあまり不自然な行動をとってしまったり、
緊張感が伝わってきてしまって近寄りがたく思われる可能性もあります。
コミュニケーションにおいて人を気遣ったり、思いやることは大事ですが、
意識しすぎて人を遠ざけてしまっては本末転倒です。
考えすぎるとどんどん深みにはまってしまうこともあるので、
あまり構えずに肩の力を抜いて自然に接することもコミュニケーションにおいては大切です。
2.難しい顔をしている
普段から表情などが固く、ひとりでいるときにいつも難しい顔をしている人も近寄りがたい印象を与えてしまいます。
傍から見れば、なにか難しい考え事をしているのかと思わせる場合もあるので、
話しかけてしまっては悪いのではと感じさせてしまうこともあります。
人はなにかに集中して意識が内側に向いていると真剣な顔になるものですが、
難しい顔をしていると意識が外側に向いていないように見受けられてしまうため、
近寄りがたい雰囲気の人と思われてしまう可能性があります。
多くの人が集まるような社交的な場で難しい顔をしていると誰からも話しかけられず、
寂しい思いをしてしまうかもしれません。
3.独り言を口にしている
こちらが話しかける前から誰と話すでもなく独り言を口にしていたら、それは近寄りがたい雰囲気と言えます。
独り言を口にしているということは、これも先ほどと同様に意識が内側に向いていて、
外に意識が向いていないため、どうしても話しかけづらい雰囲気が出てしまいます。
初対面の人にとってはそこである程度の印象が決まってしまうため、思わぬ誤解を招いてしまうことにもなりまねません。
自分と会話するのは誰もいない場所だけにとどめておく方が無難です。
4.見た目から不潔さがにじみ出ている
人の印象を決める際に見た目は重要なポイントになりますが、
身だしなみにも最低限の清潔感がないとその印象は上がりにくくなります。
それどころか見た目が不潔だと感じられる場合には、近寄ることすらためらわれてしまうこともあります。
気心知れた相手と会う場合などはある程度ラフな格好でもよいと思いますが、
不特定多数の人がいるような場所では、
見た目から不潔さを感じさせない格好をすることは最低限のマナーと言えます。
5.号泣している
知らない人が号泣しています。
これは初対面で最も近寄りがたい状況と言えるかもしれません。
幼い子どもや知り合いなどであれば泣いている理由を聞いてなぐさめてあげたい場面ですが、
知らない大人が号泣しているとなると、なかなか声をかけづらいものです。
近寄りがたい雰囲気であることはもちろんですが、
仮に近寄れたとしてもかける声が見つからない場面でもあります。
それどころか本人も声をかけて欲しいとは思っていない可能性もあり、
声をかけないことが正解のような気さえします。
近寄りがたい雰囲気な人というのはわざとそのような雰囲気を作っているわけではなく、
何らかの理由があるものと思われます。
人見知りの場合は初対面の人に対して壁を作ってしまうこともあり得ますし、
結果的に近寄りがたい雰囲気を出してしまっている場合もあります。
また状況によっては無理に近寄ろうとせず、そっと見守ってあげることが大切なこともあります。