落胆する人は、失敗すると強く落ち込む傾向のため、マイナス性の高い特徴が多くあります。
人は誰でも失敗をすると落ち込みますが、個人差があり人によって落胆する度合いは変わります。
そこで、落胆する人の特徴を紹介します。
1.感情的
落胆する人を見ると感情的な人が多い傾向で、感情的になるため落胆する頻度が増えるとも言えます。
物事を感情で考える人と思考で考える人がいて、感情で考える人ほど失敗に弱くショックを受けやすいタイプです。
例えば、試験に落ちて落胆する人は、落ちた原因を考える前に落ちたことの悲しさや辛さを優先して考えるため心身ともに落胆します。
逆に、思考で考える人は試験に落ちた原因を優先的に考えるので、落胆している時間はなく次に活かせる行動を取ります。
落胆するより、前向きな考え方の方が立ち直りが早いという特徴もあり、感情的か思考的かによってその人の結果や行動に差が生まれます。
また、感情的な人ほど事態を悪化させやすいため、落胆する人になる可能性は高くなります。
2.精神的に弱い
精神的に弱いとマイナス的な結果を強く感じてしまうので、落胆しやすく立ち直りに時間がかかる傾向です。
また、精神的に強い人は落胆する人が少ないため、精神的に弱いという点は落胆する人の特徴と言えます。
例えば、就職活動をしていて数社不採用になった場合、精神的に強い人と弱い人では感じ方に違いがあって、弱い人ほど落胆する人になります。
精神的に強い人は、一時的に落ち込む程度で落胆まではいがず、次の一手を考え始めるので切り替えが早く結果を出しやすくなります。
悪い結果が出たからといって落ち込んで落胆する必要はなく、むしろ落胆より反省する行動が大切です。
精神的に強い人は、辛い状態でも反省する方を選ぶので同じ失敗を繰り返さないタイプになります。
落胆する人は反省より悲しみや嘆き、愚痴などの行動になりやすいため、同じ失敗を繰り返すリスクが高くなります。
3.自分中心型
自分中心型と全体を考えるタイプがいて、落胆する人は自分中心型が多いという特徴があります。
自分中心に物事を考えると、何で自分だけ辛い思いをしないといけないのという、悲劇のヒロイン的な考えになりがちで落胆する頻度が高くなります。
全体を考えるタイプは、辛いのは自分だけではなくみんなも苦労していると考えられ、落胆してはいられないと思い前向きな行動を優先します。
自分中心に行動をする人は、失敗すると原因を自分以外の責任にする傾向が多く、改善されない理由にもなっています。
落胆する人と考え方は一見無関係のようですが、実は関係性は強く考え方に影響を与えます。
4.後ろ向き
後ろ向きなタイプは、失敗すると自分の選択が間違っていたと思いがちなため、落胆する人の特徴です。
前向きな人を見ると、落胆する人との違いが分かりやすく、自分の選択に自信を持つタイプは前向きな人です。
自分の選択に自信を持てると、失敗は自分の責任だと考えるため落胆するより他の策を検討し始めます。
その為、色々な行動をしてチャレンジを繰り返すので、前向きな人ほど成功する可能性が高くなります。
逆に、後ろ向きな人ほど落胆を恐れチャレンジ精神が無くなるので、成功まで時間がかかったり成功しない可能性が高まります。
落胆する人の特徴は、マイナス思考的な要素が多くあり考え方が影響している場合がほとんどです。
落胆する行動は性格の一つになりやすいので、落ち込むタイプだなと自覚している人は、落胆を防ぐため前向きな考え方を意識する必要があります。
前向きに考えると、失敗しても次があると思えるようになり落胆する行動を選ばなくなります。