誰かがやってくれるだろう、自分はやりたくないなぁ、こんな考えを持つ人を他力本願な人と呼びます。
誰にでも起こりうるものであり、実際に体験したことのある人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際に他力本願な人を見ると印象は良くなく、見てないで手伝えばいいのにと思ってしまいますよね。
では、このような人達は、どうして人任せにしてしまうのでしょうか。
今回は、他力本願な人の特徴を紹介していきます。
1.関わるのが面倒くさいと思っている
他力本願な人の特徴として、関わるのが面倒くさいと思っています。
なんでもかんでも関わってあげようと考えるかといえばそうではなく、別に自分じゃなくても、他の人がいるんだから任せとけばいいでしょ、と考えることもあるでしょう。
人は自分以外にも誰か別の人がいる時には自分の責任ではないと考えやすく、手伝わなくてもいい、関わる必要はないと考えてしまいがちです。
また、他力本願な時に多いのは、自分に対した影響のない状況であることです。
全く関わりがないわけではないのですが、別に誰がやってもいい状況というものはあるでしょう。
そのような時には他力本願になってしまいやすく、わざわざ自分から面倒事に首を突っ込む必要が無いので、人任せにしてしまいがちです。
2.その物事をやり遂げる自信がない
他力本願な人の特徴として、その物事をやり遂げる自信がない人だといえます。
今起きている出来事を解決したい、なんとかしてあげたいという気持ちを持っていたとしても、実際に解決できるかどうかというのは別問題だといえます。
気持ちがあっても実力がついてこない事はよくある事であり、むしろ邪魔になってしまうでしょう。
このような状況の時には他力本願になりやすく、解決出来る人に任せようと思うのです。
このような人に多いのは、自分も手伝ってあげたい気持ちは持っているということです。
しかしながら、できなかったらどうしよう、失敗したら迷惑になるかもしれない、などの自信のなさから、実際に行動に移す勇気がないのです。
そのため他力本願になってしまい、自分に自信がないことが影響して、他の人ができるならその人にやってもらおうという結論にたどり着くのです。
3.他の人がやるだろうと考えている
他力本願な人の特徴として、他の人がやるだろうと考えています。
別に自分であってもできることなのですが、自分じゃなくてもできる場合もあるでしょう。
このような時には別に重要ではないと考えてしまうので、誰かがやるだろうと思ってしまいます。
もし、その出来事が非常に重要な出来事であったり、自分しかできないものであれば、人任せにせずに取り組んであげることでしょう。
しかし、誰にでもできるからこそ、誰か別の人がやってくれるだろうと願っているのです。
また、このような場面で多いのが、責任が分散していると考えることです。
1人であれば全責任が自分に来てしまいますが、複数人いればその分だけ責任が分散します。
そのため、自分がやらなくてはいけないという気持ちが薄れてしまったり、自分だけ手を抜いても別にいいだろうという気持ちが働くので、他力本願になりやすいのです。
他力本願な人の特徴として、別に自分じゃなくてもいいと考えています。
誰かができるなら出来る人がやればいいと考えており、自分である必要がないのです。
人は誰でもいいことに関しては興味を持たない傾向にあるので、自分がしなければいけないという気持ちも薄れていきます。
このような心の動きを経ていくことで、人任せにする、誰かがやってくれるというような、他力本願な心が生まれてしまうことに繋がっていくのです。