こちらは普通に話しているつもりなのになぜかムッとしている人っていますよね。
そんな、ムッとする人の特徴についてご紹介します。
1.自分の考えがいつも正しいと思っている
大勢の人がいればそれだけ意見の対立があるのは当然の事ですが、大人の対応としてはそれぞれの人の意見を尊重しつつ、
自分の意見も筋を通して説明し、納得いく答えを皆で導き出すというのが理想的な話し合いの結果ですよね。
その場において自分の主張を通すためには自分の言葉で相手を説得する必要がありますが、
そういった努力をする事無く「自分の考えが正しい」と最初から決め付けている人というのは相手を説得しようと試みる事もありません。
その結果として他の人の意見が通ってしまった場合、思わず感情を表に出してしまいムッとした顔になってしまいます。
本来ならばムッとして終わるのではなくて、そこで言葉でもって反論したり説き伏せたりするのが大人の対応というものですが、
それが出来ないのに自分の主張だけを通そうとする人は、ムッとする事でその場にいる全員をしらけさせてしまうというわけです。
それに比べ笑顔を作りながらもきちんと論理的に自分の言葉で意見を主張する人の方が、
職場において評価が上がるのは明白ですね。
2.気持ちは伝えなくても察してくれると思っている
友達同士だったり、恋人同士の関係で、時に自分は何も悪い事をした覚えがないのに、
急に相手が不機嫌そうにムッとしてしまうことってありますよね。
そういう時は大概にして理由を相手に聞いて見た所で教えてくれない事の方が多いでしょう。
そんなふうに、急に理由も教えてくれずにムッとしてしまう人というのは自分の気持ちを相手に伝える努力をしていない人と言えますね。
気持ちを伝えなくても、自分の態度や日頃の行いなどから相手に気持ちを察して欲しいと思っているのです。
テレパシー能力を持っている人ならともかく、普通の人は会話を通じてお互いの意思疎通をはかるものですから、
どんなに仲の良い関係であっても100%相手の気持ちを汲み取る事など出来ません。
それなのに「私たちの間柄なら言葉にしなくてもきっと思いは通じているはず」と思い込んでいる人は、
自分の気持ちが相手に伝わっていないと分かるとすぐにムッとしてしまいます。
そういった考え方を主張するのならば、自分自身も相手の気持ちを推し量って行動するべきなのに、
自分の事は棚に上げてムッとしてしまうのですから困ってしまいますよね。
3.いつも不満を抱えた状態で過ごしている
1日の終わりに「今日は良い1日だった」と疑いもなく思える人はどれほどいるのでしょう。
そんなふうにその日あったことを思い返して反省したり、
感謝したりする事はストレス軽減にもつながりますし幸せな生活を送るのにも役立つそうですよ。
しかしながら「今日もこんな腹の立つことがあった」とか「今日も何も成しえなかった」といったように、
毎日不満を抱えて過ごしている人というのは、何も起こっていなくても、本来なら平常心でいるはずの状況であっても、
長期間の不満やストレスが発散されていないまま日々を過ごしているわけですからちょっとした事でムッとしてしまう事が多いです。
例えばコンビニに買い物に行った時、他のお客さんと自分が来店するタイミングがほぼ同じだったとします。
同じようなタイミングでお客さんが2人来店したわけですから、
店員さんとしてはその2人に対して「いらっしゃいませ」と声をかけたつもりでしょう。
しかしながら、常に不満を抱えて過ごしている人にとっては、
「あの人には声をかけたのに私には声をかけてくれなかった」と感じられてしまいます。
不満やストレスを上手に発散できて出来ている人はそんな些細な事は気にしません。
気にしたとしても「同じようなタイミングだったから仕方ない」と、
相手の気持ちになって考える心の余裕を持ち合わせているからです。
同じ過ごすなら楽しく過ごした方が得
自分の感情をすぐに顔に出してしまう人は、他の人から見るととても子供っぽく見えてしまいます。
いつも冷静にいる事はとても難しい事ですが、感情をそのまま表に出して、後から後悔しても遅いのです。
同じ時間を過ごすなら、楽しく過ごした方が自分の気持ちも周りの人の気持ちも軽やかで楽しいはずですから、
すぐにムッとする前にほんの少しだけ冷静になって一呼吸置いてみるのも良いかも知れませんね。