組織において恐ろしいことの1つが裏切りです。
裏切りは内部から混乱し、収束するまでは非常に大変なものです。
しかし、多くの人間が存在すれば異なる考えを持つのも当然であり、
裏切りものを事前に見つけておくことが、必要になることでしょう。
では、このように組織を裏切る人はどのような特徴を持っているのでしょうか。
今回は、反旗を翻す人の特徴をご紹介していきます。
1.不満を持っている
反旗を翻す人の特徴としては、不満を持っていることがあげられます。
現状の組織をよく思っていない、変えたいと思っている人は、反旗を翻す確率が高くなることでしょう。
わざわざ反旗を翻すなくても他の方法があるだろう、と思うかもしれませんが、
裏切る人にとっては、組織を潰すことが手っ取り早い方法です。
また、反旗を翻すまでに不満を持っている人は、現状が変わらないことに嫌気が差しています。
いきなり反旗を翻したのではなく、それまでに積み重なった原因があることがほとんどです。
意見を聞いてもらえなかった、不満を放置されたなどの悩みを抱えており、そのことが変わらなかったからこそ、
反旗を翻す行動にまで達してしまいます。
2.野心を持っている
反旗を翻す人の特徴として、野心を持っていることがあげられます。
この場合は、自分がリーダーになりたいという気持ちが強くあり、反旗を翻すことで、自分がトップの位置に立とうとしています。
反旗を翻す場合は、自分で一から作り上げるよりも簡単であり、メンバーも物資も揃っていることがほとんどです。
そのため、反旗を翻す人の中には、野心を持っている人が多くいます。
また、野心を持っている人は、人に指示を受けることを嫌います。
そのため、非常に裏切りやすさがわかりやすく、人の指示を聞かない場合は、良からぬことを企んでいる場合が多くあります。
指示を聞かずに、リーダーになりたがるような人の場合は、反旗を翻す確率が高いといえるでしょう。
3.間違いを正したい
間違いを正したい人、正義感が強い人は、反旗を翻す事が多くあります。
この場合は組織が悪いことをしている場合であり、健全な組織運営を行っているのであれば、問題はありません。
しかし、組織全てが正しいことを行っているわけではなく、時には悪いと判断されることもあるでしょう。
反旗を翻す人の中には、間違いを正したいと考えている人もいるのです。
この場合の特徴としては、反旗を翻す事が非常にわかりにくいといえます。
正義感が強い人は目立つような事をせず、機会をじっくりと待つことでしょう。
そのため、ある時突然に反旗を翻し、気づいた時には組織が壊滅していることもよくあります。
このように、間違いを正そうと思っている人は、反旗を翻す事があります。
組織的に間違ったことを行っているのであれば、組織ごと潰そうとするのは当然のことです。
この場合は反旗を翻す人が悪いのではなく、裏切られる組織が悪いことが一般的です。
反乱分子がはじめからいたわけではなく、組織の行動、幹部の行動によって生まれてしまった反乱分子であり、
このようなパターンによって、反旗を翻される場合もあるといえるでしょう。
いかがでしたか。
反旗を翻す人の多くは、不満をもっていたり、野心を持っていたりします。
最も多いのが不満であり、その不満が重なったことで、反旗を翻されます。
もちろん、全員が全員の不満を解消することは難しいですが、その不満をうまく扱っていくことが組織運営には必要とされます。
反旗を翻されないように、メンバーへの気配りは必須となるでしょう。
また、独立心が高い人にも注意であり、そのような人はいずれ反旗を翻す人物です。
不満がなくても急に反旗を翻す場合があるので、人の特性や考え方にも気をつけることが必要でしょう。