斜に構える人の特徴7個

最終更新日:2017年5月6日

何事にも斜に構えている人がみなさんの周りにもいるのではないでしょうか。

あるいは自分では気づいていないだけであなた自身が斜に構えている人と周囲から思われているかもしれません。

ところで斜に構えている人って具体的にはどんな人なのでしょうか。

ここでは斜に構えている人の特徴についてご紹介します。

1.みんなが褒めるものをあえてけなす

斜に構える人は、みんなに人気のあるベタなものを嫌い、

みんなが褒めるものに対してはあえて興味が無い態度を取ったり、かるくけなしたりします。

例えば、大ヒットしている人気アーティストに対して、「歌が下手なのに売れてるだけだよ。

一度もいいと思ったことない」と興味が無い振りをしたり、

みんながおいしいおいしいと言って食べているケーキに対して、

「ケーキがおいしいのは当たり前、

だって糖分が脳の幸福物質を刺激してるんだから」なんてコメントして場を白けさせたりします。

みんながいいと言っているものに自分が素直に同調できないタチです。

2.一言余計なことを言わないと気がすまない

斜に構える人はおいしい、かわいい、好き、嫌いなどストレートなコメントを滅多にしません。

「おいしいけどちょっと甘すぎるね」「好きなタイプのアーティストだけど、

ドラムの演奏が未熟だね」「自分は好きじゃないけど、中学生にはウケそうな俳優だね」など、

ストレートに一言個人の感想を述べればいいところに、

ついつい自分が客観的思考を持っていることをアピールして一言余計になってしまう性格です。

3.無駄な知ったかぶりの知識を披露する

斜に構える人は自分が無知だと思われたくないので、会話の本筋と関係ない無駄な知識を挟んできます。

そしてそれらのほとんどは知ったかぶりか、ネットで聞きかじった程度の情報が多いです。

「この曲、〇〇だよね。

インディーズ時代から知ってるけど、この新曲最近ラジオで良く流れてるよね」「大物俳優の〇〇さん亡くなったんだ。

初期の演技は名作だったよね。

惜しい人を亡くしたよ。

R.I.P」などのコメントの内容はそぎ落とすと「知ってる」だけなのにそれだけ言うのが恥ずかしいので、

あたかも自分が詳しい素振りを披露せずにはいられません。

4.感情を露にしない

感情を露にするのが恥ずかしいのも斜に構える人の特徴です。

みんながワーッと盛り上がっている時でも一人大人しくニヒルな笑みを浮かべていたり、

盛り上がっている会話を遠巻きに外から観察するのが好きです。

天邪鬼な性格というよりは、熱狂の渦に身を置いて我を忘れることをかっこ悪いという価値観を持っているからです。

5.常に落ち着いている振りをする

常に落ち着いている振りをします。

感情を露にしたくない、もしくは感情をストレートに表現する方法に自信がないので、

常に冷静沈着な人を徹底して演じます。

普通なら大声で怒る場面でも苦笑して黙っていたり、

めちゃくちゃびっくりしているのに、「おう」と薄いリアクションを取ったりするタイプの斜に構える人は、

実際内心では感情の起伏が大きいことが多いです。

6.皮肉っぽい

素直な人を馬鹿にするような価値観を持っているので、全てにおいて皮肉っぽいです。

街角でカップルを見かけて「今はいちばん楽しい時だね、今は…」とか、

「並ぶ時間を時給換算したら、2500円のプリンだね」と皮肉っぽくなるのは、

深層心理で素直な人よりも自分は物知りだという自己主張の表れです。

7.自分に自信が無い

斜に構える人の特徴がどこから来るかと言うとトータルでは本人が自分に自信がないことから、

斜に構えた行動が生まれます。

おいしい。

楽しい。

むかつく。

と自分の感情をストレートに表現したり、大多数の意見に乗っかる自分の判断に自信がないので、

もしストレートに発言した後で失敗だったらどうしようと考えてしまい、

予防線を張る意味でシニカルな態度を取ったり、

遠巻きにして大勢が判明してから皆に同調しようという思いが態度に出てしまいます。

身近に斜に構える人がいたら、けっこうあるあるだったのではないでしょうか。

そんな人の心の奥底の小心者の部分に気づけばニヒルな態度も可愛く見えてくるでしょう。