いつも八方塞がりになってしまう人の特徴とは

最終更新日:2017年7月28日

どんなに順風満帆な人生を送っていても、八方塞がりな状況というものはありますよね。

八方塞な人の特徴についてご紹介します。

1.状況を判断するのが遅すぎる

仕事であったり友人関係であったり、はたまた夫婦関係であったりと、

生きていく中で様々な問題というのは大概対人関係においてもたらされる事が多いですよね。

例えば仕事で大きなミスをした時、たった1度のミスだけで八方塞がりになる事はありません。

ミスはミスとしてその場で対処できる事であれば何も問題ありませんし、

すぐに改善方法が浮かばないにしてもその次のチャンスで挽回すれば良いだけのことです。

しかしながらそれはミスの内容によって判断すべき事で、

状況判断を間違えてしまうとたちまち八方塞がりになってしまう事は避けられないでしょう。

「まだ大丈夫」「今回はたまたまコンディションが悪かっただけ」など自分に都合の良いように理由をつけて、

状況判断を間違ったまま同じ事を進めてしまうとじわじわと四方八方逃げ道がなくなってしまい、八方塞がりとなってしまいます。

ミスをしてしまった時、まずは冷静になってミスの原因や置かれている状況を正しく判断することで、

最悪な事態は防ぐことが出来るのです。

2.楽観的過ぎる性格で危機感を感じない

例えば恋人とケンカをしてしまった時。

「いつもの事だし大丈夫」「そのうち何とかなるだろう」なんて楽観的な考えで何もしないでいると、

そのまま恋人とはケンカ別れになってしまったり、関係が悪化して相手からの信用を失ってしまう事にもなりかねません。

楽観的な性格は時には周りの人に安らぎや安心を与える事があるかもしれませんが、

いざという時にあまりに楽観的過ぎるのは、頼りなく、無責任な人にも見えてしまいますね。

何をやっても上手くいかないという日々が続いていても「そう長くは続くはずがない」とタカをくくって何も対策を取らなければ、

どんどんと状況は悪くなっていく一方かも知れません。

早い段階で「これはやばい状況かも」と危機感を感じていれば被害を最小限に抑える事が出来たかも知れないのに、

何の対処もしないまま、根拠もないまま「どうにかなるだろう」と楽観視している時点で道は塞がれているのです。

どこを向いても対処法がない、誰に頼んでも助けてくれないといった状況になって初めて、

「何か対策を取っておくべきだったのかな」と気付くのです。

3.自分の能力を過大評価し過ぎる

自分が置かれている状況はしっかりと把握できている、対処を取るべきだという事も分かっているという場合でも、

「それでも私ならば困難な状況を打破できるはず」とか「困難な状況だからこそ面白い」などといって、

自分の能力を過大評価する人は、八方塞がりに陥りやすい人だと言って良いでしょう。

誰かに手を貸してもらう事も出来ますし、リスクが少ない道を事前に選ぶ事も出来るはずなのに、

あえてリスクの高い方へと自らを導いていくようなリスキーな性格の人は、

結果的に自分が思っているほどはどうにも対処が出来なかったとしてもそれを認めることが出来ません。

八方塞がりな状況であるにもかかわらず「それでも自分なら」といった気持ちを捨てきることが出来ないので、

何度も同じような過ちを繰り返してしまいます。

自分ひとりで事業を行っている人や、周りから信頼を多く得ている上司などに多いタイプです。

人からどう見られているのかという事も常に気にかかる性格なので、

失敗したと思ってもすぐには軌道修正できないという欠点を持ち合わせています。

素直に自分の能力不足を認めることで、回避できるポイントは沢山あったはずなのに、

八方塞がりな状況になるまでそれを認めたくない気持ちが強すぎてしまいます。

上を見て頑張るしかない

八方塞がりな状況に陥ってしまったら、いち早く底を抜け出したいと焦ってあたふたしてしまいますが、

最も冷静になって気付かなければいけない事はどんなに八方塞がりな状況であったとしても、

常に上だけは開放されているという事実です。

どんなにもう方法が無いと思っても、諦めさえしなければ状況は必ず好転します。

上を目指して出来るだけの努力を最大限積み重ねる事で、状況を打破して這い上がっていくしかないという事です。