働いている女性が結婚するときの選択肢は、「結婚を機に仕事を辞める」「結婚しても仕事を続ける」の2つです。
ここでは、前者、つまり結婚を機に仕事を辞めるケースに注目し、
結婚退職する女性にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。
1.同僚の女性に対して強い優越感を抱いている
結婚だけが女性にとっての幸せでないことは言うまでもありません。
しかし、「女の幸せは、やっぱり結婚」と考えている人が多いのも事実と言っていいでしょう。
特に女性はそう考える傾向があります。
ですから、結婚が決まった女性は友人や知人など、自分の近くにいる同性に対して、
優越感を抱くことが少なくありません。
というよりも、かなり多くの女性が、結婚の決まった自分を勝ち組と意識すると考えていいでしょう。
結婚退職が決まった女性もそうです。
身近にいる同性の同僚に対して優越感を持っているのです。
その同僚が未婚の場合は言うまでもありませんが、たとえ既婚でも、やはり優越感を抱きます。
というのも、「自分は仕事をしなくても、夫の稼ぎだけで家庭がなりたつような、
経済力のある男と結ばれた」という意識があるからです。
「あなたは結婚しても働かなければならないけれど、私にはその必要がない」という意識が、
既婚の同僚女性に対する優越感を生むと考えていいでしょう。
2.バラ色の未来を思い描いている
寿退職をする場合、夫になる人にある程度の収入があることは確かでしょう。
そうでなければ、「とりあえず仕事を続けて、将来に備えよう」ということになるでしょう。
経済力の豊かな男性を結婚するからこそ、仕事を辞められるわけです。
その点で、結婚退職する女性には、少なくても経済的不安はありません。
経済的な不安がなければ、人間には精神的余裕が生まれます。
そして、「明るく幸せな未来像」を思い描くことができます。
「将来はこんな家に住んで、子どもを〇人育てて、幸せな家庭を築きたい」というように、ポジティブな未来を想像するわけです。
夫とうまくいかなかったらどうしようとか、自分が望むように子どもを授かるだろうかとかいった、
ネガティブなイメージを思い描くことはありません。
寿退職する人は、女としての幸せをかみしめてているケースが多く、思い描くのは「バラ色の未来像」になります。
3.彼氏に依存している
客観的な目で見ると、結婚退職する人の人生は、結婚相手に支えられて初めて成り立つということになるでしょう。
経済的にもそうですし、これからは一日中家事だけをし、夫の帰りを待つことになるわけですから、
精神的にも彼氏に依存していると言わざるをえません。
つまり、生活のほとんどが「夫と自分」の関係に終始するわけです。
こういう依存体質の女性は、子どもが出来ると、今度は子どもに依存します。
「子どもが自分のすべて」というように考え、子どもべったりの母親になってしまいます。
依存体質で、夫になる人に物心両面で依存しているというのが、結婚退職する女性の一つの特徴ということができるでしょう。
4.今の仕事を楽しく感じている
仕事が嫌で、結婚を機に退職するというケースもあるでしょう。
別に仕事が嫌というわけではないけれど、夫になる人に望まれて寿退職の選択をするケースもあります。
そのいずれの場合にも共通しているのが、「今の仕事を楽しく感じている」ということです。
結婚退職が決まった人は、退職するまでの時間を楽しもうとします。
先ほども触れたように、心に余裕があるために、そのようなポジティブな意識を持つことができます。
たとえ、それまでは「仕事を辞めたい」と思っていても、寿退社が決まると、
その嫌な仕事をさえ楽もうと思い、実際に楽しく感じられてしまうものです。
意外に感じられるかもしれませんが、どんな仕事であっても、
今の仕事を楽しく感じることができてしまうというのが、結婚退職を決めた人の特徴ということになるでしょう。
いかがでしたか。
結婚を機に退職する人について、どんな特徴を持っているのか、主に心理面に注目して紹介しました。
身近に寿退職する人がいる方は、参考になさってください。