何でもありな人というのは誰しも身近に1人はいるもので、
その一挙一動には翻弄されることが多いです。
ここではその特徴をご紹介します。
1.マイペースである
何でもありということは、周りの雰囲気を壊した考え方や行動をするということです。
つまり良くも悪くもマイペースな人に対してそう言われることが多いかと思われます。
マイペースということはよく言えば芯がある、悪く言えば気分屋です。
他者に流されない意志を持っているとも取れるので、いいことだと捉えることも可能です。
しかしその反面頑固であるという意味にも取れるので、一概に褒める言葉とは受け取りがたいものです。
なので上記に思い当たる節がある場合に他人に何でもありだと評された場合には、
少し気を付けることが大事かも知れません。
しかし自分の状態を理解して管理し、ベストな状態で行動できるという意味では、
決して欠点とは言えませんので、個性の一つとして大切にしましょう。
2.天才的である
歴史上の人物というのはそれぞれのご時世でも異端な人が多く、
特に発明をしたような偉人は周りからは「何でもありな人」という風に映ったのでしょう。
それだけに、何でもあり、というのは天才を表す意味と捉えることが出来ます。
いい意味でこの言葉を使うならば、少なからず天才的な発想があるというニュアンスが含まれていることでしょう。
そもそも何でもありな人という言葉は客観性に満ち溢れた表現であり、
当の本人にとってはそのほぼ全てが自身の論理と価値観から導かれた思考の範囲内の行動です。
なので天才的な行動をしたとき、
それは傍から見れば間違いなく意表を突かれた何でもありな行動になるというわけです。
もしあなたが他人から賛辞されるような形でこの言葉をかけられたなら、
自信を持ってもいいと思います。
3.エンターテイメント性がある
2.にも少し関係していますが、やはり異端な人というのは見ていて面白いのです。
笑いなどは突拍子もない発言や発想から生まれることも多く、
つまり普通の人には考えられない独特な思想が必要になります。
笑いに限らず創作でも、独特な発想は独特な作品を生み、インパクトを与えられます。
もっと言えば創造性に富んでいるとも捉えることができ、
将来性において期待が寄せられる人材とも考えることが出来ます。
4.目的に貪欲である
他人がまずやらないまたはやるべきじゃないと思う行動を、
自身や周りの利益のために躊躇いなく行動できる人にもこの言葉は似合います。
目的を完遂するために手段を選ばないと言うととても感じが悪くなってしまいますが、
常に貪欲に結果を求めることは実は有能な人材の重要な要素の一つでもあります。
特に日本人は周りをよく見る傾向があるので、
出る杭は打たれる風習を怖がり足並みを乱す行動に移せない人が多いです。
実際そのせいで時間やその他チャンスを失うことも多く、そのような人だけの集団は衰退してしまいます。
なので先陣を切れるという点で言えば、実は特異的な人望を得る人になれる可能性すらあります。
ただしこの場合、その業界などに先人がいるとやはり強い反感を受けるのは避けられません。
他人がやらない環境というのは多くの場合先人が作ったものであるからです。
なのでこの意味では敵味方を増やすトラブルメーカーとして述べられるということになります。
特に何か迷惑をかけた時にこの言葉をかけられたならば、
自重しろと言われていることと同義であるので気を付けましょう。
何でもありな人と言われたときには、
遠回しに上述のどれかの意味を孕んでいると考えてもおかしくはないでしょう。
またあなたが他人をそう評するときにも少なからず近い意味で語っていると思います。
どの意味においても、社会を彩るという形では大切な人材であるので、
コミュニケーションを取りながら連携してゆくことが何より重要です。