人は誰しも、人間関係や生活習慣において好き嫌いがあるものですが、
その中でも特に目立って人に対する好き嫌いが激しかったり、
物事に対する好き嫌いがたくさんあるなど、少し困った人もいますよね。
そこで今回は、そのような好き嫌いが激しい人にはどのような特徴があるのかご紹介します。
1.人や物に対する評価が厳しい
周りの人に対して、「あの人のここが気に入らない」などと、
他の人がそんなに気にならないようなことでも、
相手の欠点を探し出して厳しく評価をする人は好き嫌いが激しいといって良いでしょう。
普通であれば少しくらいの欠点があっても、その人を嫌いになることはありませんが、
このようなタイプは相手の欠点を見つけてしまうと、その相手を否定的な目でしか見れなくなり、
何をやっても気に入らず、文句を言ってしまいます。
また、物事に対しても同じで、ファッションやインテリアなどにも強いこだわりがあり、
本当に納得したものでなければ購入しないなど、徹底しています。
それから、食べ物に関しても好き嫌いが激しく、せっかく作ってもらった料理を厳しく評価し、ケチをつけるのです。
いずれにしても、このタイプは、行く先々の店でも店員や店の欠点を探し出し、
「あの店員は接客がなっていない」とか「料理の味がイマイチ」など、
否定的なことばかり言っているでしょう。
2.甘やかされて育ってきた
小さいころからあまり怒られることなく甘やかされて育ってきた人は、
わがままに育っている傾向が高く、好き嫌いが激しいといって良いでしょう。
ある程度しつけを厳しくされて育ってきた人は、少しくらい嫌なことがあっても、
我慢するように教えられているため、それなりに相手に失礼にならないように対応したり大人な行動をとれるものです。
ところが甘やかされてきた人は、自分のわがままをそのまま受け入れてもらってきたために、
自分を抑えることができず「私、これ嫌いだからやらない」などとすぐに面倒なことから背を向けるのです。
また、食べ物に関しても同じことが言えるでしょう。
誰にでも嫌いな食べ物はあるものですが、このようなタイプは特に好き嫌いが激しく偏食が多いのも特徴です。
子供のころに、しつけや健康のために周りの大人から「野菜も食べなさい」と言われ、
仕方なく食べていた人も多いのではないでしょうか。
初めは仕方なく食べていたものが、次第に普通に食べられるようになったという経験がある人も少なくありません。
しかし、甘やかされてきた人は、子供のころから好きなものばかり食べ、
嫌いなものは一口も食べなくても注意されることなく育ってきているため、
大人になっても偏食が多いままなのでしょう。
3.人見知りである
性格が大人しく人付き合いが苦手な人見知りタイプの人も、好き嫌いが激しいと言えるでしょう。
このような人見知りをするタイプの人は、誰とでも親しくするということが難しく、
なかなか周りと打ち解けることができません。
優しく声を掛けてくれる人や、気さくに話をしてくれる人とならば、
人見知りするタイプでも心を開けるかもしれませんが、そうでもなければ「人付き合いが嫌い」と感じ、
なるべく人との関わりを持たないようにするでしょう。
特に、ちょっと性格がきつい人だったり活発なタイプの人に対しては、
苦手意識を持っていることが多いのではないでしょうか。
このように人見知りをする人は、普通に話ができる相手も限られていることが多く、好き嫌いが大きく分かれやすいでしょう。
このように好き嫌いが激しいタイプは、その気持ちが態度や行動に出やすいため、
比較的わかりやすいのではないでしょうか。
いくら嫌いだからといって、相手や物事のことをよく知ろうとせずに、
徹底して嫌ってしまうのはもったいないことかもしれません。
初めは苦手だと感じたとしても、少し気持ちに余裕を持ちおおらかな心で周りと接してみることで、
今までわからなかったプラスの部分も発見できるのではないでしょうか。