遠慮がちな人の特徴4個

最終更新日:2017年4月3日

自己主張が激しいタイプがいるように、逆の遠慮がちな人も存在します。

あまり主張しない分、何を考えているのかや、

その人の本音を探り出すことが難しい場合がありますよね。

遠慮がちな人に見られる特徴を知ることで、

その人が感じていることや察してほしいことを読めるようになるかもしれません。

1.目立ちたくない

遠慮がちな人は、周りからあまり注目されたくないと思っている人が多く、

そこから自己主張をしなくなった経緯があることが多いです。

「自分を見ないでほしい」「注目しないで」という思いから、

積極的な行動を控えて、大人しくしているだけの可能性もあります。

例えば周りよりも優れていたり得意なことがあるのに、自分で自慢をせず、

むしろ「できない」と言ってしまう人は、目立ちたくないがために遠慮していると言えます。

褒められたり称えられることによって、皆が自分を見る状況が嫌だと感じている場合は、

褒め言葉だとしても人がいない状況の中で声をかけるようにした方が良いでしょう。

2.従う方が楽

皆を引っ張るようなリーダー的存在を、遠慮がちな人は向いていないと言えます。

意見をまとめたり、自分の主張を言ったりすることが苦手なため、

指示したりまとめたりする役よりも、従う方が楽という考えを持っている傾向に。

言われたこと、決められたことにただ従っていれば、そこでミスや失敗をしない限り怒られることもない。

こうした面では、遠慮がちな人は、リーダータイプの人からやりやすい人と見られることが多いでしょう。

反抗もしなければ、言ったことはきっちりとこなす。

従順である姿にリーダータイプの人はとても好感を持ちますが、

遠慮がちな人にとっては、「褒められたいから」とか「認めてもらいたいから」という理由よりも、

「その方が楽だから」という理由が多いのです。

3.何においても受身

仕事、プライベート、恋愛など、すべてにおいて遠慮がちな人は、受身の選択が多くなります。

例えば自分に好きな人ができた場合、積極的に「ご飯に行こう」と誘うことができず、

相手から話しかけられるまで待っていることが多くなります。

そのため進展するまでに時間がかなりかかり、その間に他の人に奪われてしまい、

恋が実らなかったというケースも少なくありません。

その際に「縁がなかったんだ」「自分なんか選ぶわけない」と、悪い方向に決めつけてしまうところも特徴の一つでしょう。

気持ちを持っていても、それを実行できない人が多い遠慮がちな人。

自分が後悔しないためにも、思ったことや考えていることは、行動に移してみる努力が必要でしょう。

4.口数が少ない

「遠慮がちな人」と相手の印象を感じるまでに見極めるポイントとして、

口数の多さで見る人は多いのではないでしょうか。

あまり話さない=大人しい人、という見方をし、主張をしない遠慮がちな人というイメージが固まる人も多いでしょう。

確かに遠慮がちな人は、周りの意見に耳を傾け、それに対して自己主張するということが少ないため、

必然的に話す機会が少なくなります。

「うん」「そうだね」という肯定的な返事程度の会話が多く、口数は少ないのが特徴です。

「○○さんはどう思う?」と、相手の意見を求めるようにしてみると話すきっかけとなり良いかもしれません。

遠慮しがちだからといって、そこに意見や意志が全くないという訳ではないのです。

遠慮がちな人は、周りの人から良い印象を受けやすいものの、

自分の人生において損をしていることもたくさんあるものです。

遠慮してしまう性格のせいで、思うように行動出来なかったり、

後々後悔してしまうことが多くなり、性格を直したいと感じてしまう人もいるでしょう。

周りに気を遣い、自分を二の次にしてしまうような遠慮がちな人は、

もっと自分を出す方法を身につけると良いかもしれません。