山形県民の特徴6個

最終更新日:2016年12月4日

あなたの周りに「山形県民」はいますか?サクランボや将棋の駒、芋煮などが有名な山形県。

山形県出身の芸能人もたくさんいます。

例えば、キャイーンのウド鈴木さん、佐藤唯さん、大女優の渡辺えりさん、あき竹城さん、「まつぽいよ」でブレイクした最上川司さん、

朝倉さやさん、そして今大河ドラマなどで大活躍中の橋本マナミさんも山形県出身です。

今回は「山形県民の特徴」をご紹介します。

1.我慢強い

雪深い土地柄が生んだ忍耐強さは山形県民の誇りです。

NHKの連ドラ「おしん」でも、貧しい農村で厳しい労働に耐え抜く主人公の姿が描かれました。

山形県民は、辛い中でも懸命に耐え抜き、ひたすら努力を重ねる人が多いのです。

2.真面目

東京商工リサーチの「社長の出身地調査」によると、山形県は社長輩出率が全国1位なのだそう。

山形県民は真面目にコツコツと仕事に取り組むため、会社の中でそれなりの高い評価や地位を得られるのです。

3.口数が少ない

これは東北人ならではの特徴です。

誰かから話しかけられれば気前よくコミュニケーションを取ろうとしますが、自分から積極的に話しかけるのは苦手です。

自己主張もあまり得意ではなく基本的に落ち着いています。

4.質素倹約

財布のひもが固く、お金の使い方がシビアな山形県民は、衝動買いや無駄遣いを嫌います。

江戸時代に米沢藩主だった上杉鷹山が質素倹約を唱えたことで有名です。

例えば、山形県民は雑草の「ヒョウ(スベリヒユ)」や垣根に使われる「ウコギ」を食べますし、秋になれば「イナゴ」を佃煮にして食べます。

5.ラーメン大好き

山形県は、2012年の「ラーメン店」の登録件数が全国1位、さらに、山形県の県庁所在地である山形市は、

1世帯当たりの「中華そば(外食)」の支出年間金額(2011)が全国1位という生粋のラーメン県。

街を少し歩けばあちらこちらにラーメン店があります。

ランチは絶対にラーメン、という人や趣味はラーメン店巡り、という人もいます。

寒い季節にアツアツのラーメンを食べるのも良いですが、夏の冷やしラーメンもなかなか好評です。

6.ソウルフードは「芋煮」と「玉こんにゃく」

最後にもう2つ、食に関して忘れてならない特徴があります。

山形県民はラーメンと同じくらい「芋煮」と「玉こんにゃく」が大好きです。

「芋煮」とは、里芋と牛肉(一部地域では豚肉)、ネギ、こんにゃくを醤油(一部地域では味噌)で煮た料理です。

栄養面が優れている料理なので、食べたことがある方もいるのではないでしょうか。

山形県民は9月中旬くらいから雪が降るまでの間、河川敷に集まり、皆で芋煮を作って食べます。

この芋煮会は山形県民にとって、仲間どうしの親睦を深めるための外せない恒例行事です。

ちなみに、山形市では「日本一の芋煮フェスティバル」という催しが毎年行われ、県内外から非常に多くの人が集まります。

「玉こんにゃく」は醤油で煮た丸いこんにゃくです。

大抵串に4つほど刺さっており、辛子を少しつけて食べます。

スーパーやデパートなどでイベントがあると必ずこの玉こんにゃくが振る舞われ、

多くの山形県民が大鍋で煮たアツアツの玉こんにゃくを頬張ります。

山形県民にとって芋煮と玉こんにゃくは他県に誇れるエネルギー源です。

以上、「山形県民の特徴」をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

シャイで落ち着いている山形県民ですが、実は人情家の一面もあります。

節約好きだけれどラーメンと芋煮、玉こんにゃくをこよなく愛する山形県民にオススメのお店を紹介してもらうとよいかもしれませんね。