人は相手の見た目や話し方などで、相手の大まかな印象を決めています。
ごく稀にですが、「この人ちょっと薄気味悪いな」なんて感じる人と出会う事もあります。
今回はそんな薄気味悪い人の特徴をご紹介します。
1.無表情
初対面の相手でも、すでに何度か会話をしている相手でも、相手の表情を細かく読み取っていますよね。
会話の中で相手の表情がちょっと曇った表情だったり、
困った表情だったりすると「話題を変えた方が良いかな」と感じたりします。
相手の語り口に加え表情の変化をつぶさに察知して、
相手の感情を予測した上で話しやすい会話を楽しんでいるものです。
薄気味悪いと感じる相手には、その人の感情を読み取る為の表情がとても薄い、
もしくは全く読み取れないほど無表情な事が多いのです。
この話題でどんなふうに感じているのか、興味の有無、楽しんでいるのかそうで無いのか、
表情から読み取れるであろう情報が皆無に等しいと、こちら側はどう判断して良いのか解りませんよね。
その結果、何を考えているのかも分からずに不思議な人だな、と感じてしまいます。
2.口数が少ない
表情と同じくらいに、相手の語り口は感情を読み取る大きなポイントになります。
通常の会話では口数が増えたり減ったり、話し方がより具体的になったり、
反対に適当になったりなどで相手がどう感じているのか大凡見当が付けられます。
薄気味悪いと感じてしまう人は極端に口数も少なく、
そのリアクションから話題に寄っての感情の変化も興味の有無も全く感じ取れない為に、
真意が見受けられない傾向があります。
表情からも語り口からも、相手の感情が読み取れないので、
余計に何を考えているのか解らずに不思議な人から一歩進んだ、
よく分からない人と言った印象を受けてしまいます。
3.清潔感が無い
ここまでは会話をした上で感じる印象でしたが、そこに輪をかけて清潔感が無い相手だったらどうでしょう。
会話をしてみても表情や語り口から感情が受け取れず、
更に見た目の印象で清潔感が感じられない場合、おそらく大多数の人は話しかけるのも躊躇してしまいます。
話してみても掴みようの無い相手ですから、
見た目の印象も良くないと自ら進んで接触を測ろうとも思わなくなってしまいますよね。
清潔感が無いと言う具体例は、手入れを怠っていると瞬時に判断できるような状態です。
常識的に外出できるような状態ではなく、髪がボサボサだったり、
数日間手入れを怠っているような印象を与えるものですね。
歯が磨かれていないとか、服装のだらしなさも共通するはずです。
見た目の印象までも共感できない場合、当初の良く分からない人、
掴みようのない人と言う印象を飛び越えて、「理解できない人」と言う印象に至ります。
そうなると有り得ないと言う不信感が生まれるので、
印象が悪いと感じるよりも接触を躊躇してしまう相手と感じ取ります。
4.思考が読めず現実味が無い
話した印象と見た目の印象を総合して、
思考が読み取れ無いため理解できない人と感じられた相手には通常ほとんどの人が接触を拒み始めます。
それは心理的に自分にとって脅威な相手だと認識したからに他なりません。
脅威とは、自分の常識には入りきらない驚くべき事を表しますが、恐怖感・不信感・不安感もそれに属します。
その人の身なりやコミュニケーションからも共感点が感じられず、
掴みようがない印象と不信感、更に通常の対人面では感じられない不安感や恐怖感を感じた場合、
自分の常識からはかけ離れすぎる為に現実味を感じ取れ無くなり、何かしらの脅威を感じる訳です。
理解しにくい事から不安感や不信感から脅威を感じ、現実味が感じられなくて何だか薄気味悪いなと受け取るのです。
日常生活で沢山の人と関わっている私達ですが、大体の相手は少し特殊だと感じても、
この人はこういう人なんだと分かってしまえば意外とすんなり理解できたりするものです。
それに比べて「薄気味悪い」と感じる相手には、こちら側がいかに理解を示そうと努力しても、
見た目やコミュニケーションの取り方、その人の雰囲気や佇まいから、居大きな違和感や不安感を感じてしまうのですね。
ほぼ誰が見ても一般的な常識からかけ離れた特徴の為に現実味がなく、
理解できない為に何となく気味が悪く感じる事から「薄気味悪い人」とう表現が当てはまるのです。