嫌がらせをする人の心理3個

最終更新日:2017年4月1日

人付き合いをする中で、悲しいことに嫌がらせをしてくる人も存在するものですが、

嫌がらせを受けた側にとっては迷惑のなにものでもありませんよね。

しかし、何の理由もないのに嫌がらせをする人はなく、必ずなにかしらの理由があると考えられるのです。

そこで今回は嫌がらせをする人の心理的特徴」についてご紹介します。

1.嫉妬している

嫌がらせをする人の多くは、嫉妬心から行動に移してしまうパターンが少なくありません。

良くありがちなのは、恋愛がらみから起こる嫉妬なのではないでしょうか。

例えば、自分が好きだと思っていた男性を別な女性に取られてしまい、

その嫉妬心から相手の女性に対し嫌がらせをしてしまったり、

既婚男性と付き合っている女性が奥さんに嫉妬し、奥さんに対し不倫をばらしてしまうなど、

恋敵に対し嫌がらせをするといった話を良く聞きますよね。

これは、「同じ女として、自分のほうが彼に愛されていたい、負けたくない」といった心理から、

つい相手に嫌がらせをしてしまうのでしょう。

また、同じ嫉妬でも、普段仲のいい友人関係であるからこそライバル意識から、

嫉妬心が芽生え嫌がらせに発展してしまうこともあるでしょう。

例えば、いつも友達ばかりがチヤホヤされる人気者であったり、友達のほうが仕事や勉強ができるなど、

友達であるが故に自分と比べてしまい、大切な友達なのに嫌がらせをしてしまうケースもあります。

2.仕返しをしている

以前、何かしらの嫌な思いをさせられた相手に、仕返しの意味で嫌がらせをする人もいるでしょう。

その理由は様々で、「過去に傷つくことを言われた」とか「裏切られた」など、復讐心から嫌がらせをします。

この場合、傷つけた側が「そんなことした覚えはない」と記憶にないことも多く、

「なんでこんな嫌がらせ受けなければならないんだ」といったように、

自分が被害者であることしか考えられない場合もあるため厄介です。

自分は、相手を傷つけた覚えはなくても、された側にとっては大きな傷になっていることもあり、

その傷の大きさだけ嫌がらせをしてしまうといった心理があるのでしょう。

この場合、悪意というよりも、「自分の傷みをわかってほしい」「謝ってほしい」といった気持ちが大きく、

相手がしっかり話を受け入れることで和解しやすいとも言えるでしょう。

3.構ってほしい

夫婦・恋人・友人関係など、親しい関係にあるからこそ、

自分に構って欲しくて気を引くために嫌がらせをする人もいるのです。

例えば、配偶者や恋人の仕事が忙しかったり、交友関係が広くていつも友達や職場の人とばかり遊んで、

自分は放ったらかしにされている場合、その寂しさから相手の気を引こうとわざと嫌がらせをします。

また友人関係でも、いつも一緒にいた友達が他の人と仲良くしはじめたり、

自分が知らない間に別の友達と出かけていたなど、自分だけが取り残されたような気持ちから、

構ってほしくて嫌がらせをするケースもあります。

相手に、「自分がいかに寂しかったのか」を伝えることができればいいのですが、

嫌がらせというやりかたは、相手が不快な思いをするため逆効果になり、

そのことが原因で信頼性が失われ関係に亀裂が入ることもあります。

このように嫌がらせをする人の心理には、必ず何らかの理由があります。

しかし、いくら嫌なことがあったからといって、相手に嫌がらせをすることが解決につながるとは言えませんよね。

そのような、態度をとっても、相手に伝わらないばかりか誤解を受けることにもなりかねません。

嫌がらせをするより、勇気をもって「相手の何が気に入らないのか」

「何を望んでいるのか」をハッキリ伝えてみることも必要です。

また、嫌がらせをされる側は、たとえ自分に身に覚えがないとしても、

一度自分の態度を省みたり「いったい何故自分が嫌がらせを受けるのか」を

直接本人に問いただしてみることも大切なのではないでしょうか。