組織や権力に対して心の中で反発心を強めている人っていますよね。
反逆的な行為をとってしまう反逆者の特徴についてご紹介します。
1.心の中を人に見せず平常心を装う事ができる
決められた物事に対して自分の考え方と異なる部分に疑問を持ち、
それをそのまま流す事無く疑問を持ち続けると言うのは、意外と精神力を奪うものです。
多くの人はそういった疑問を当初感じていたとしても、時間が経つにつれてその感覚は薄れていくものですが、
反逆者になりうる人というのはそのような感覚が、むしろ時間が経つにつれてどんどんと大きくなっていく傾向にあります。
時間が経過した事により、記憶と同時に感情も薄れてしまうのが普通でありますが、
反逆者になりうる人というのはそういった記憶は鮮明に残っていますし感情に関してはどんどんと膨れ上がっていく一方です。
その状態で感情を表に出してしまう人は反逆者にはなりません。
反逆者の特徴としては、そのような感情を心の中に持ち合わせていたとしてもそれを微塵も周囲に見せず、
感じさせず、平常心を装う事が出来ると言う点にあります。
例え目の前に反発するきっかけとなった人物がいたとしても、そうとは気付かれずにやり過ごす術を持っているのです。
2.敵対する相手に対してでも感情をコントロールする事が出来る
感情や表情を表に出さないようにする事は反逆者の特徴であるとも言えますが、
そのように表に出さないようにするだけではなく、コントロールまでしてしまえるところは反逆者たる所以でしょう。
一般的に感情を押し殺す頃まではできたとしても、コントロールするというのは至難の業であり、
一時自分の感情を押さえた上に更にコンディションを変えるという事はなかなか出来るものではありません。
敵対する相手を目の前にして、必要とあればその懐に入り込み感情とは全く逆の付き合い方を、
しれっとした顔で継続する事が出来ます。
いわばスパイのような生活を苦を感じる頃なく行える人であり、
自分の意思や大儀の為であれば別人にもなるという覚悟で反逆のためだけに全てを変える事の出来る人です。
敵対されている相手からしても、接する態度が普段と変わらなければ何も気に留める事はありませんから、
いざ反逆された時には「まさか」といった気持ちが強く、なかなか受け入れる事は出来ないでしょう。
3.決断力実行力があり自分の考えに疑いを持たない
反逆者というのは、その他大勢の人たちの意見や考え方とはまるきり異なった思考を持っている人と言えます。
大概の人が何も疑問など持たずに物事をそつなくこなしている中で、
組織に対して真っ向から立ち向かっていくわけですから、それだけの実行力が伴っていないとできることではありません。
また、そのような行動は細かい作戦だったり計画の下で行われる事がほとんどですから、
自分の意思を貫く為だけに細かいスケジュール調整や感情のコントロールなどを行う事ができる人と言うのは、
反逆者になるよりもむしろ組織の中でその他大勢を取りまとめる役に就いてもらう方がよほど有意義というものでしょう。
自分の考え方に疑問を持たず、ただその考えや意見を公表し、評価されたいといった気持ちを強く持ち続ける事が出来る人ですから、
実行して成功を収めるまでは何度と無くチャレンジするはずです。
反逆者になりたい人もいる
自分の意見と周りの人の意見が違っていたり、無理やり何かをやらされているような状況にいる人というのは、
反逆者を目の当たりにした時に「羨ましい」と感じる事があります。
それはその行動や思考そのものが正しいものであるかどうかは全く別問題として、
自分の信念を貫くために上や権力に反逆する事が出来る人に対して憧れのような感情を抱いてしまうからですね。