仕事に行きたくない人の心理4個

最終更新日:2017年3月2日

社会人になると、誰もが仕事に行かなければなりません。

しかし、仕事に行きたくなくて仕方がないと悩み、毎日苦しい思いをしながら仕事に行っているという人もたくさんいます。

では、仕事に行きたくないという人の心の奥には、どのような心理が眠っているのでしょうか。

今回は仕事に行きたくない人の心理的特徴をご紹介します。

1.職場の人間関係に嫌気がさしている

仕事に行きたくないという人の大半は、職場の人間関係に悩んでいると言われています。

自分と気が合わない人と毎日顔を合わせて働かなくてはならないというプレッシャーが、

「仕事に行きたくない」という悩みを生み出してしまいます。

今の職場の人間関係が嫌で転職をしたとしても、人間関係から逃れることはできません。

そのことが頭から離れないため、人間関係に対して益々苦手意識を抱き、働くことそのものに対して嫌気がさしてしまいます。

人間関係の悩みは、仕事そのものに対する意欲も奪っていってしまいます。

そのため、職場内で、他人といかに上手に距離感を取りながらつきあっていくべきかをしっかり考えていく必要があります。

そうしないと、ある日突然「仕事に行きたくない」と、会社に行くことを強く拒むようになってしまいます。

2.良い結果を強要されることへのプレッシャーに耐えられない

当然のことながら、会社は利益を追求する場です。

そのため、社員1人1人に、会社の利益を上げるための責任を求められます。

時には、厳しいノルマを課せられることもあるでしょう。

このように、「仕事で良い結果を出さなくてはならない」という圧力を毎日のようにかけられ続けると、

次第に心が悲鳴を上げ始めます。

自分の能力を超えたものを常に要求され続けるという状況は、冷静な思考や、

仕事に対する情熱と意欲を奪っていってしまいます。

その結果、「良い結果を出さなてはならない」というプレッシャーでストレスが限界に達すると、

仕事そのものが嫌になってしまいます。

人によっては、「また今日もプレッシャーをかけられるのではないか」ということが恐怖になり、

「会社に行くのが恐い」と怯えてしまうようになるケースもあります。

3.仕事にやり甲斐や情熱を感じられない

毎日同じようなルーティーンワークが続き、「このようなことを毎日繰り返して、何の意味があるのか」という疑問を感じ始めると、

仕事にやり甲斐や情熱を見い出せなくなり、仕事に行きたくなくなるという人も多くなります。

仕事においては、無駄な仕事など1つもないはずですが、毎日同じことを繰り返すという状態が続くと、

そのことをつい忘れてしまうようになります。

そして、自分自身がまるで機械になってしまったかのような虚しさを感じるようになり、仕事が嫌になってしまいます。

毎日同じような仕事を繰り返すという虚しさに加え、「将来、出世や昇給の見込みもない」という要素まで加わってしまうと、

益々仕事に行きたくないという気持ちが強まるようになります。

4.管理されるということに耐えられない

「仕事に行きたくない」という人の中には、「管理されるということに耐えられない」という思いを抱いている人も少なくありません。

会社は毎日決まった時間に行かなくてはならず、更に、夜遅くまで会社に拘束されます。

場合によっては、退社後に、会社内の人たちとの付き合いで食事や飲み会に行かなくてはならないという時もあります。

その結果、1日の大半を会社に捧げなくてはならない状態となり、それに対するストレスが限界に達すると、

「仕事に行きたくない」と苦しむようになります。

1日のうちのほとんどの時間を、仕事や会社の人間関係に振り回されて過ごし、

自分の時間を数時間も持つことができないという状況は、仕事そのものに対する嫌悪感を高めてしまうと言って良いでしょう。

「仕事に行きたくない」と苦しんでいる人は、今現在、仕事におけるストレスが限界に達していると言えます。

その原因は、人間関係や責任の重圧、長時間労働など様々ですが、

「もう会社に行くことができない」という段階まで追い込まれる前に、溜め込んだストレスを上手に解消する必要があります。

それと同時に、悩みや責任を1人で抱え込まず、人に相談したり、適度に手を抜いたりしながら、

上手に仕事と向き合っていく工夫をすることも大切です。