キャパオーバーになってしまう人の特徴。断ることができず自分を過大評価している!

最終更新日:2017年11月11日

日常生活や仕事の場面で自分の力量以上の業務や頼まれごとを引き受けてしまって、自分一人ではこなせなくなってキャパオーバーになってしまうことが、誰でもあるのではないでしょうか。

できればそのような事態は避けたいものですが、キャパオーバーになってしまうのはどんな人なのでしょうか。

ここではキャパオーバーになってしまう人の特徴を紹介します。

1.断ることが苦手

キャパオーバーになってしまう人の特徴でまず一番多くあげられるのは性格的なものです。

つまり断ることが苦手な人は、他の人から仕事や頼まれごとがあったら片っ端から断らずに引き受けてしまいます。

自分自身の今抱えている仕事やキャパシティを考慮に入れずに、相手を優先してどんどん引き受けてしまうので最終的にはキャパオーバーになってしまいます。

周囲にとって頼んだことをどんどん引き受けてくれる人は、親切で頼りになる人と評価されて確かに気分がいいです。

それに頼んだことを断ると、相手が気分を害する可能性も確かにあります。

しかし自分が嫌われることを恐れて断ることが苦手な人が最終的にキャパオーバーになってしまうとそれまでの苦労が水の泡になります。

ほどほどでキャパオーバーになりそうな頼まれごと断ることは相手のためにもなります。

2.自分の能力を過大評価している

キャパオーバーになってしまう人の特徴は、完璧主義者の人に多い自分はやればできる人間だ、本気を出せばこれぐらいすぐに終わるというように自分の能力を過大評価している人です。

実際そのような心構えは自分自身のキャパシティを高める努力につながり、向上心があれば自分自身の能力が高まります。

しかし最終的にキャパオーバーになってしまうならば、それは自分のキャパシティを把握する能力に欠けていることになります。

キャパシティ内で自分の最大のパフォーマンスを発揮しながら、徐々に自分のキャパシティを大きくしていくことが最も尊敬されるべき態度です。

3.不測の事態を考慮に入れない

たくさんの数の仕事や頼まれごとでキャパオーバーになってしまう人の特徴は、引き受けるときにすべてがうまくいく前提でキャパシティを計算し、そんな時に不測の事態が起こって処理しきれなくなることです。

常に自分ができる100%の仕事を引き受け続けていると、そのうち一つで問題を起こっただけであっという間にキャパオーバーになります。

世の中の物事は全てが想定通りうまくいくことの方が少ないです。

イレギュラーも想定して自分のキャパシティ内に収まるように頼まれごとをコントロールするのはとても重要です。

4.優先順位をつけるのが下手

キャパオーバーになってしまう人の特徴は優先順位をつけるのが下手な人です。

いくつもの物事を同時進行しているときに、今すぐやらなくても少しぐらい遅れても大丈夫なもの、断っても角が立たないもの、断っても後で埋め合わせができるものなどを判断して、絶対に今すぐやらなければいけないことを優先するのは当然のことです。

しかしキャパオーバーになってしまう人は機械的に引き受けた順番に仕事を進めたり、あれもこれも手をつけてどれも中途半端になってしまったり優先順位をつけるのが下手な人です。

いかがでしたか。

キャパオーバーになってしまう人の特徴は、自分自身のキャパシティを把握できていなかったり断るのが苦手で抱え込んでしまう人が多いことが分かると思います。

キャパオーバーになってしまうと自分自身が辛いだけでなく他の人に迷惑もかかっていいことがありませんので、日頃から自分自身のキャパシティや人間関係のクセを把握して、キャパオーバーにならないように気をつけましょう。