4月になると会社では、新卒採用者がたくさん入社してきます。
若々しくやる気のある新入社員たちは、職場に新しい風を運んできてくれますよね。
人材が不足した時に不定期に入社してくる中途採用者とは違い、
新卒採用者にはどのような特徴があるのでしょうか。
1.一生懸命
会社で働くことが初めての新卒採用者は、仕事を覚えようと一生懸命で謙虚です。
掃除や電話応対、コピーなどの雑務も率先して引き受けてくれるでしょう。
入社して何年もたった会社員にとって新入社員とともに働くことは、初心を思い出させてくれる存在です。
まだ何もしらないからこそ仕事を覚えようと懸命な姿は、他の社員たちに刺激を与え、
仕事に対するモチベーションも上げてくれるでしょう。
新卒採用者が入社してくると、それだけで会社に活気が付くのです。
2.素直
新卒採用者は働いた経験がないまだ何の知識もない真っ白な存在です。
真っ白な存在だからこそ、会社の社風にも馴染みやすいと言えるでしょう。
そして新しく教える知識をどんどん吸収してくれることが期待されます。
中途採用者は、過去の仕事の経験や成功、知識に固執しやすい傾向にあります。
一方の新卒採用者は経験が無い分、教えたことに違和感を感じることなくすんなりと吸収していってくれるのです。
新卒採用者は入社すると社員研修があります。
社員研修を経て、仕事を始め、新卒採用者はどんどん会社の社風に馴染み、
仕事のやり方を覚えてくれることを期待されています。
3.仲間意識が強い
中途採用者は、人材不足の時に不定期に採用されるのでその時に採用される人数は少ないことが多いです。
新卒採用者の場合には、学校の卒業した翌月の4月に一斉に入社して、
入社式や社員研修を大勢ですることになり、新入社員としての仲間意識が強くなります。
仕事に慣れずに感じる不安や、上司に叱られて落ち込んでいることを、
新入社員同士で愚痴を言ったり励まし合ったりして乗りこえていってくれるでしょう。
働く上で、気心の知れた同じ世代の仲間というものは、強い絆が生まれて心強い存在です。
会社での横のつながりは、今後ずっと大切な存在であり続けるでしょう。
4.甘えがある
新卒採用者は、まだ学生気分が抜けきれず甘えがある傾向にあります。
先輩や上司を頼りにしてばかりで、責任感の薄い人もいるでしょう。
中途採用者は、即戦力を期待されて採用されるので、入社後すぐに仕事を任されることが多いです。
その一方、新卒採用者の心の中には、まだまだ自分は新入社員だからという甘えがある人が多いのです。
新卒採用者だからといっていつまでも甘えた考えで働いていては、
いつまでたっても一人前に仕事ができるようにはなりません。
5.常識がない
新卒採用者の全ての人がそうだとは言いませんが、
働く上での基本的な常識、マナー、上下関係などを知らない人が多いです。
敬語をまともに話すことができない若者や、先輩の厳しい指摘に耐えられない若者がいてます。
学生時代に厳しい上下関係の中で育った経験が無いので、
失敗して叱られるとすぐに嫌になって会社を辞めてしまう人もいてます。
会社の社風や仕事のやり方を教え込んで、いざ仕事をさせようとなった時に、
何か辛いことがあると乗りこえられずにすぐに仕事を辞めてしまいます。
新卒採用者は、会社で働くことが初めてなので、
一生懸命に仕事を覚えようとし、素直に社風や仕事を吸収していきます。
一斉に入社式や新人研修を行うので、同世代の仲間意識が強くなり絆が深まります。
新卒さ採用者の中には、まだまだ学生気分で甘えのある人や、
基本的な常識やマナー、上下関係などを知らない人もいてます。
仕事で失敗して叱られると嫌になってすぐに会社を辞めてしまう人もいてます。