働く女性が多くなってきた昨今、女性が会社において活躍するのは、めずらしくも何ともなくなってきました。
会社で昇格する女性の特徴を知ることで、女性の活躍をこれからも応援していきましょう。
1.容姿に清潔感がある
まず、人は見た目が100パーセントという言葉すらあります。
字面とおり、100パーセントではないとしても、容姿における清潔感というのは大切です。
絶世の美女である必要はありません。
あまりにもセクシーアピールがあると、かえって良くない人を引き寄せてしまったり、愚かであると思われることもあります。
しかしながら、清潔感がある爽やかな女性ならば、異性からも同性からも好かれるのです。
ファッションにおいても、場に応じた適切なスタイルをしている人というのは、仕事もできそうに見えるのです。
また、基本的なことですが、日々の入浴や身体的トリートメントも大切です。
いやなにおいがしたり、油っぽい人は、昇進させたくても容姿が原因で躊躇われてしまいます。
2.トラブルメーカーではないこと
また、いくら個人として仕事ができても、トラブルメーカーでは昇格するのは難しいです。
昇格するためには、周りの人ともうまくやっていける能力が必要です。
エンジニアなど、完全に個人でできるような仕事を請け負うならともかく、昇格を気にしなければならないような職場では、コミュニケーション能力というのは大切です。
とはいえ、難しく考えすぎるのも良くありません。
要は、相手の話をよく聞き、理解する姿勢が大切です。
そして、自分の意見ばかり周りに押し付けず、落ち着いて対応できるならば、自ずから評価は上がってくるのです。
周りとケンカをするのではなく、調和と平和をもたらすような存在であるべきです。
周りの人も、そういう人と仕事をしたいと思ってくれるからです。
仕事と人間性は関係ないという意見の人もいますが、良心的な会社であれば、人間性も見られるのです。
3.会社の業務に応じたスキルをもっている
昇格したいからといって、やみくもに資格を取れば良いというものではありません。
昇格に必要なのは、その会社に合うスキルです。
その会社内で、自分しか持っていないようなスキルがあるというのは強みになります。
平凡な人を出し抜いて、やりがいのある仕事をゲットするためには、自分にしかできないことを仕事にするというのが有効です。
その場所で何が求められているのかを見抜き、ここぞというときにはアピールできるように自分を整えておきましょう。
また、スキルがあるからといって高慢になり、周りに自分の知っていることについて何も教えてあげないような人は昇格できません。
あくまで、自分の持っているものを、その場において、皆の為に使うのだという姿勢がなくてはなりません。
自分一人がよければそれでいいという姿勢は、上司に見られています。
4.小さな業務をおろそかにしない
また、昇格しようと思ったら、日々の小さな業務をおろそかにしていてはいけません。
昇格に関係のありそうなことだけきっちりして、他のことは杜撰だった場合、どこかでその綻びはバレてしまうものだからです。
小さいことに忠実な人は、大きいことにも忠実なものです。
日常をおろそかにし、周りのトラブルメーカーであっては昇進どころではありません。
もちろん、サービス残業など、身体的に無理をし過ぎては本末転倒ですが、ひとつひとつの仕事を丁寧にするというのは大切なことです。
雑だと自覚のある人は、呼吸を整え、落ち着いて取り組むという姿勢を大切にすることが昇格につながります。
5.その先のビジョンを持つ
昇格は、それがゴールではありません。
昇格してからが本当の戦いのはじまりです。
そして、昇格をさせようとしている人たちも、そういうことはわきまえています。
この人は昇格させた後、きちんと仕事をしてくれるだろうか、ということを考えられているのだと自覚しましょう。
ということは、昇格そのものが目的であっては、上司から見て魅力的ではないということです。
昇格した後の仕事までイメージし、ビジョンを明確に持っている人というのは、周りから見てもわかるものです。
昇格を、ただお金が貰えるとか、自分の欲求を満足させるためだと捉えている人は、昇格しにくいし、仮にできたとしても、失脚してしまう可能性があります。
ですから、目先のことだけを考えて昇格を望むのではなく、昇格してから、どのように周りの人の役に立っていけるのかという視点をもっておくべきです。
美しく、したたかで要領よく、しかしながら誠実さを兼ね備えている人というのは、魅力的なものです。
もし、あなたがなかなか昇格できなくてヤキモキしているのであれば、このような美徳を自分が身につけているか振り返りましょう。
良い会社は、良い人材を必要としています。
周りのせいにするのではなく、自分自身に変化すべき点はないか振り返ることが大切です。