誰もが最初は見た目で人を判断してしまいがちですが、
仏頂面の人を見て良い印象を持つ人はあまりいないのではないでしょうか。
そんな仏頂面の人にはどのような特徴があるのかご紹介します。
1.コンプレックスがある
本当は笑顔で接したいと思っていても、コンプレックスがある人はいざ相手を前にすると
緊張してしまい顔がこわばってしまいます。
本人にはまったく悪気がないのに、相手に「あの人感じ悪い」とか「機嫌が悪そう」などと
誤解されてしまい人間関係もギクシャクしがちです。
ギクシャクすることによってさらに自信を失くしてしまい、ますます暗い表情になるという悪循環に陥ってしまいます。
また、自分の笑顔に自信のない人も、人前でうまく笑えなくて仏頂面になってしまいます。
中には心無い人から容姿を貶すような発言をされ、笑うことが怖くなったという人もいるのです。
2.人と関わる気がない
このタイプの人は、そもそも人と深く関わる気がないので無駄な愛想を振りまく必要がないと思っているのです。
ヘタに愛想を良くしてしまうことで相手との距離が近くなるのも避けたいと思っているので、
自ら壁をつくり「これ以上入って来ないでくれ」という心の状態が仏頂面となって表れるのです。
相手から挨拶をされても不愛想だったり、ひどい場合は無視をするような人がいますが、
顔の表情だけでなく体全体のオーラが人を寄せ付けない雰囲気を出しているので、
周りから見れば恐怖心さえ感じるかもしれません。
3.自分が偉いと思っている
相手より自分のほうが偉いと思っている人は、いちいち相手のご機嫌を伺う必要がないので、
無理に笑顔をつくることはしません。
社会的地位の高い人を見ればわかると思いますが、あのような立場にいる人は周りに気を遣うこともなく自分本位のため、
仏頂面の人が多いのです。
また、このような人たちは気に入らないことがあるとすぐに顔や態度に出てしまいがちですが、それでも周りが持ち上げてくれるので自分を顧みることもなく、すっかり傲慢な雰囲気が身についてしまい、それが表情に表れている状態なのでしょう。
4.我慢が出来ない
大抵の人は、少しくらい嫌なことがあっても顔には出さないようにしたり、
苦手だと思う人にも一応は笑顔でそれなりの対応はしますが、
中には我慢できずにイライラした態度をわかりやすく出す人がいます。
誰から見ても「あの人怒っているな」とわかるように、あからさまに仏頂面をします。
このような人はある意味、正直な人だと言えるかもしれませんが、
周りにいる人は腫れ物に触るような感覚になり、気持ちの良いものではありません。
このタイプは、普段は普通に笑顔で接してくるため、仏頂面になった時のギャップが大きく、周りは気を遣います。
5.そういう顔立ちである
本人は機嫌が悪いわけでもなく、仏頂面なんてしている気など全くないのに、
元からの顔立ちで不機嫌そうに見えてしまう人がいます。
それでも、笑っているときや会話をしているときなど表情がつくりやすい場合はまだいいのですが、
黙っているときやふとした時の表情が不機嫌そうに見えてしまい相手に誤解を与えてしまいます。
だからといって常に笑顔でいるわけにもいかず、メイクや髪型などでカバーしようと工夫しても
劇的に変化できるわけでもないので、どうすればよいのか悩んでしまう人もいます。
こうしてみると仏頂面だからといって悪い人ばかりではません。
もしかしたら、愛想を振りまいていつも笑顔の人より、仏頂面の人のほうが実は優しい心を持っていることもあります。
出会った人が仏頂面だからといって最初から距離を置くのではなく、
広い心で受け入れてみるのも時には必要かもしれませんね。