デートDVする男性の特徴とは

最終更新日:2017年7月28日

デートDVとは恋人同士の間に起こる暴力行為の事で、デートの最中に起こるいざこざだけが当てはまる物では有りません。

そしてデートDVは、身体を傷付ける身体的DVと精神的に追い詰める精神的DVと、

相手の許可を得ずにSNS等に情報を載せる社会的DVと金銭面で支配する経済的DVと、

性的な嫌がらせ等の性的DVの5つを指します。

そしてこれらの行いをする人には、次のような特徴が当てはまっているでしょう。

1.親から虐待を受けていた

デートDVをする男性の中には、幼少期に親から虐待を受けていた可能性のある人がいます。

1番最初にめいっぱいの愛情を注いでくれるハズの親から満足に愛された経験が無い人は、

人をどのように愛したら良いのかが分からず暴力等の行為に走らせてしまいます。

良く「虐待は連鎖する」と言いますが、そうなってしまうのは愛され方を知らないからです。

また愛され方を知らないせいで、自分の行いが間違いだと気が付けていなかったりもします。

仮に分かっていたとしても自分が子どもの頃にされていた事柄を肯定しないと、

自分自身を否定している気になってしまので、同じようにDVをしてしまうというケースも有ります。

2.弱い相手に強気になり強い相手に弱気になる

次に強い人には媚を売ったり下手に出るのに、

自分より立場が弱い人には強く当たる傾向のある男性はデートDVも行いやすいです。

なぜなら日本では昔から男性の方が上とされる風習が有って、女性は男性を立てて生活して来ました。

現代では男女差別が問題となり男性の方が偉いという考え方をする人は減っては来ましたが、

それでもまだ男性の方が偉いという概念に囚われている人もいます。

そういう人は女性を下に見るので、そこに「弱い相手に強く当たる」部分が合わさってしまうとデートDVの加害者となってしまうでしょう。

なので店員さんやお年寄りや子どもに、威張る人には注意して下さい。

3.独占欲が強い

それとDVをする人は、独占欲がかなり強いです。

恋愛関係に有れば多少なりとも嫉妬心を芽生えさせてしまう物ですが、その感情が強い人はとても危険でしょう。

相手を独占したいとか自分の事だけを見て欲しいと思い過ぎて、

恋人が浮気をしているのでは無いか等と疑い深くなってしまい、結果として言葉や行動で苦しめてしまいます。

相手を傷付ける程の独占欲を持ってしまう人はしかし過去に恋愛面でトラブルが有ったり、

辛い経験を得ている可能性も高いでしょう。

4.プライドが高過ぎる

またプライドを持つ事は大切なのですが、そのプライドが高過ぎると相手を傷付ける事に繋がってしまいます。

DVをする人は、このプライドの高さが原因と考えられる場合が多いです。

プライドは自己愛と捉える事も出来るのですが、自己愛が強過ぎる事で、

自分に不利になる事が許せず恋人を精神的・肉体的に追い詰めてしまいます。

「俺はこうする事が正しいと思っているのになんで分かってくれないのか」という気持ちが、相手を傷付けてしまいます。

5.人として見れていない

そもそもDVをする人は、相手を人としてでは無く物として扱っている傾向が強いです。

物として扱ってしまうのは無意識の場合も少なく無いですが、

自分が1番だと思い込んだり「愛しているのだから何をしても大丈夫」という考えを持っていたりすると相手を卑下しやすくなります。

しかも人を物として見ている人は、相手にも自分と同じように感情があるという事を理解していないので厄介です。

相手も自分と同じく傷付くという事が分かっていないため、暴力等で痛め付けても何とも思いません。

そのため相手に少しでも非があると、暴力行為を正当化します。

いかがでしたか。

ここではデートDVの加害者になりやすい男性の特徴を上げましたが、

最近は女性が加害者になるケースも増加しています。

特にSNSに写真を無断で上げるような行為は、女性も行いやすいので気を付けましょう。

恋人で有っても、思いやりの心を持って接する事が大切です。