頭が働かない人の特徴3個

最終更新日:2017年3月14日

人間が行動するとき、まずは頭で物事を考えるものですが、

必ずしもみんな同じように的確に頭を働かせることができるわけではなく、

中にはなかなかスムーズに頭が働かない人もいるものです。

今回はそんな「頭が働かない人の特徴」をご紹介します。

1.すぐに答えられない

頭が働かない人は、聞かれたことに対してすぐに答えられず、言葉に詰まってしまうことが多いのです。

例えば、授業中に先生から指されても、すぐに回答できず黙り込んでしまいます。

難しい内容であれば、誰しもがわからない問題も当然あるものですが、

このようなタイプの人は簡単な問題も答えられないことも少なくありません。

そして、それは授業中ばかりでなく、普段の生活にもかかわってくることもあります。

よくあるのは、小学校低学年レベルの算数の計算です。

日常のちょっとした会話の中や買い物のときなど、何気ない場面で計算が必要なことがありますよね。

そんなとき、みんなが普通に頭で計算できるようなものでも、頭の働かない人は思うように計算ができません。

ある程度難しい計算であれば、堂々と計算機を使えるでしょうが、

暗算で出来るくらいの計算ではそれも躊躇され、つい知ったかぶりをしてしまいがちです。

また、普段の会話で、ふいに質問されたときなどもすぐに言葉を返せない人も少なくありません。

決して話を聞いていなかったわけではないのに、唐突に質問されたことで驚いてしまい、

どのように返事をしたらよいのかわからなくなります。

本人は決してふざけているわけではなく、真剣に話に耳を傾けているつもりでも思うように答えられず、

周りからは「話を聞いてない」と言われてしまうことも少なくないのです。

2.気が利かない

人間関係において、特に何も言われなくても行動に移せる人もいますが、

誰かに指示されなければ行動に移すことができない人も、頭の働きが悪いと言って良いでしょう。

気の利く頭の働きが良い人は、周りの動きを見ているだけで「今、何が必要か」

「何をすべきか」を自然に察知することができるのですが、

頭の働きが悪い人は、誰かに言われるまでそれに気づくことができません。

また、このようなタイプの人は、会話の中でも気を利かせることができません。

例えば、人と話す中で、時には礼儀として相手を立てることも必要であり、

お世辞や慰めの言葉などを掛け相手との関係に波風を立てないようにするものですが、

頭が働かない人はそこまで考えることができず、

ついストレートに本音を言ったり相手の機嫌を損ねるようなことを言ってしまいます。

決して本人は嫌味で言っているのではないのですが、相手からすると気分が良いものではありません。

3.物事が理解できない

頭の働きが悪い人は、みんなが普通に理解できるようなことも自分だけ理解することができず、

いつも周りから遅れをとってしまいがちです。

特に学校や職場の仲間との共同作業では、

一人だけ作業内容を把握できず周りを苛立たせてしまい責められることもあるでしょう。

このようなタイプの場合、「一般的な人が一度で理解できることを十回説明されてやっとわかってきた」といったように、

何度も何度も説明されなければ理解することが難しいのです。

また、簡単に説明されても理解できないことが多く、

「一から十まで細かく説明してもらうことでやっと話が見えてきた」という人もいるのです。

特に頭の良い人は、自分がすぐに物事を理解できるため「このくらい説明すればわかるだろう」と説明内容を省略しがちですが、

そのような簡単な説明では伝わらないでしょう。

本人も「いつも自分だけ説明内容が把握できない」ということをわかっていて、

そのことで周りの雰囲気を悪くしていることも百も承知なのですが、

一生懸命に理解しようとすればするほど頭が混乱し、ますます話を理解できなくなります。

このように、頭の働きが悪い人は日常生活において想像以上に大変な思いをしています。

人は「そんなの簡単だよ」とか「そんなこともわからないなんて…」などと、

自分が理解できることに関しては「わかって当然」と思ってしまいがちですが、

理解力は人それぞれで、どんなに頑張って理解しようとしても頭が働かない人もいるのです。

そのような人に対してイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、それを責めても何の解決にもなりません。

それよりは丁寧に説明してあげることで、話の内容を理解しやすくなり、

今までよりスムーズに物事が進むようになるのではないでしょうか。