言いたいことがあるのに言えない、伝えたいことがうまく伝わらない、といったように、
自己主張がうまくできない人も多いのではないでしょうか。
自己主張ができない人には、できないなりの特徴があります。
今回は、自己主張ができない人の特徴をご紹介していきます。
1.周囲に対して遠慮しがち
自己主張ができない人は、周囲の人に対して遠慮しがちの傾向にあります。
他の人のことを考えすぎて、自分の意見を伝えることができません。
自分なりの意見を持っていても、他の人はどう考えているのだると思ったり、このことを話すとどう思われるのだろうか、などと考えてしまいます。
この周囲に対する遠慮が、自分が発言することを抑制してしまいます。
相手に批判されるのが怖い、悪く思われたくないとの気持ちが強いともいえるでしょう。
しかし、自分の意見をいわなければ、相手に自分の考えが伝わりません。
また、発言の機会も減ってしまうので、一度発言できないと、さらに自分の意見が主張できないことに繋がってしまいます。
2.自分の意見がはっきりしない
自分の意見がはっきりしていないと、自己主張することはうまくいきません。
話したいことがないので、発言することができません。
また、自分の考えがぶれやすく、周囲の人に影響されやすい場合も注意が必要です。
他の人が話すたびに意見が変わってしまうので、自分の主張がなくなってしまいます。
そうすると、自己主張ができず、周囲に流されるだけの人になってしまいます。
自己主張をしたいのであれば、まずは自分の意見や考えをしっかりと持っておくことが大切です。
そうでなければ、主張したいことを主張することはできません。
自分の意見を相手にはっきりと伝えるためにも、まずは自分の意見を持ち、周囲に流されないようにしましょう。
3.相手にうまく伝えられない
自分の意見を相手にうまく伝えることができない人は、自己主張ができない人といえるでしょう。
話がまとまっていないと、相手に対して意見を伝えることができません。
結局何が言いたいの?といった状況に陥ってしまい、自己主張がしっかりとできなくなってしまいます。
このタイプには様々な理由がありますが、その内の1つが、言いたいことが何なのか理解できてないことがあげられます。
自分はこのことが伝えたいんだ、といった考えが整理できていないので、相手にうまく伝えることができません。
自己主張がうまくできない人は、自分の意見を整理し、何を一番伝えたいのかを考え、軸にして話してみるといいでしょう。
4.感情的になりすぎる
感情的になりすぎてしまうと、自己主張が難しくなるといえます。
その理由としては、感情的な言葉ばかりが優先され、自分の意見がはっきりしないためです。
感情的な内容だけを伝えられても、相手はどうして良いのか困ってしまいます。
意見であれば改善策やアドバイスなどを与えることができますが、
感情面に関しては人それぞれのため、相手によっては理解してもらえないこともあります。
それなのに、怒っている、悲しい、などの感情面だけを伝えても、結局のところ何を伝えたいのかがはっきりしません。
そのせいで、自己主張がうまくできない、相手に伝わらない状況がうまれてしまいます。
自己主張がうまくできない人には様々な種類がありますが、大きく分けると、
話自体ができないタイプ、話したいことが伝わらないタイプだといえます。
自分がどちらのタイプかを理解するだけでも、自己主張の仕方をどうすればよいかがわかってくるでしょう。
また、自己主張をしたいのであれば、ほどよい相手への配慮が必要です。
相手にどうしたらわかってもらえるかの配慮をしながら話をすると、自分の主張が更に通りやすくなるでしょう。