無気力な人の情けない特徴5個

最終更新日:2016年8月28日

何ごとにもやる気が出ないという人がいます。

いわゆる無気力な人がそれですが、中には「身近に無気力人間がいる」という人もいるでしょう。

「最近、どうも無気力気味だ」と感じている人もいるに違いありません。

そんな無気力な人にはどんな特徴があるのでしょうか。

1.体を動かすことが嫌いで、できるだけ動かないようにする

無気力な人に共通しているのは。

「体を動かすのが嫌い」ということです。

ジムで体を動かしたりジョギングをするなどということは、考えもつきませんし、

散歩やストレッチでさえ、「めんどくさい」と敬遠してしまいます。

運動嫌いというレベルではなく、体を動かすという行為自体が嫌いなので、

日常生活でも、できるだけ動かないようにします。

ですから、予定ややるべきことのない休日は、ほとんど家から出ることはありません。

一日中部屋にこもって、何となくだらだら過ごしてしまいます。

家事も最低限の事しかしませんので、どうしても部屋は汚れてしまいますが、それも全く気になりません。

会社勤めをしている場合、昼休みに外に食事に行くことさえ、めんどうに感じ、

出勤途中に買っておいたコンビニ弁当などをデスクで食べることが多いのが特徴です。

2.目標や目的がない

何をするにも、目標や目的をきちんと持ってこそ、やる気が出るものです。

仕事や勉強はもちろん、たとえそれが趣味の領域のことであっても、

自分なりの目標や目的意識を持って取り組んだ方が、モチベーションは上がります。

その点、無気力な人は、仕事であれ勉強であれ家事であれ、

「何が目的でそれをするのか」という意識が希薄ですし、また、目標というものを持ちません。

やる気の元になるのが、向上心ですが、無気力な人は向上心と無縁ですので、

やる気の出しようがないのです。

生きていくためにしかたなく仕事はしますが、

それはあくまでも「仕事をしないと生活できない」という動機によるものです。

ですから、「クビにならない程度の最低限の仕事しかしない」ということになってしまいます。

3.成功体験がほとんどないと思っている

人間、成功体験が多いほど、やる気になり、向上心も生まれるものです。

「うまく行った、成功した」と思うからこそ、「よし、次もがんばろう」という気持ちになるわけです。

無気力な人は、そうした気持ちになりません。

というのも、「自分には成功体験がほとんどない」と思っているからです。

実際には、どんな人にも成功体験はあるはず。

しかし、それに気づかず、あるいはその体験を忘れてしまっているために、

「努力したって、どうせ大した成果は上がらない」と決めつけてしまっているのです。

やる前から「どうせうまく行かない」と決めつけていては、気力の生まれようもないでしょう。

4.満足できる睡眠が取れていない

睡眠不足のために無気力になってしまうというケースが少なくありません。

満足に睡眠がとれていない状態が続くと、慢性的な睡眠不足になってしまい、それが無気力につながってしまいます。

時間的にはそれなりに眠れていても、睡眠障害などで、実際にはじゅうぶんな睡眠が取れていないこともあるでしょう。

そうしたケースでは、本人は自分の無気力の原因が睡眠にあることに気づきません。

5.感情の起伏がなく、表情に乏しい

最後に、無気力な人の外見上の特徴を一つ紹介しておきましょう。

それは、「表情が乏しい」ということです。

気力のない人は、喜怒哀楽の感情の起伏があまりなくなります。

大喜びしたり、感激してテンションが上がったり、嘆き悲しんだり、怒り心頭に発したりすることがありません。

どんな状況にあっても、どんなことが起きても、感情があまり変化しないのです。

感情の変化がないのですから、表情が変化しないのも当然のことでしょう。

無気力な人に注目して、その特徴を5種類紹介しました。

自覚がある人は、無気力人間から脱却するために、また、身近に無気力な人がいる場合は、

その人とつきあうために参考になさってみてはどうでしょうか。