最近男子高校生が補導されたことで話題となった「ママ活」。
「パパ活」の女性版で、若い男性が年上の女性とデートや食事をしてお金を貰う活動のことを言います。
「ママ」といわれるだけあって、ママ活にハマる女性は経済力のある女性が多いです。
そうでないと、お小遣いをあげられませんからね。
もしも夫がいて、バレれば離婚の可能性もあるのに何故ママ活にハマる女性が出るのか疑問です。
今回は、そんな「ママ活にハマる女性の心理」について追究してみましょう。
【特徴・方法】
1.息抜きとして非日常を楽しんでいる
ママ活をする女性は、ストレスを抱えています。
お小遣いをあげられるほどの稼ぎがある女性は職場でも責任のある役割を与えられ、中間管理職のようなポジションの人もいます。
昼間は仕事に追われ、帰ったら家事に追われ自分の時間はなく、お金だけはたくさんあります。
これでは、毎日何が楽しいのかわかりません。
そんな女性の間で、ママ活が流行っています。
若い男性とデートをすることで、一時ですが非日常を楽しむことができます。
仕事と家事に追われるだけの日常を忘れられ、リフレッシュできます。
夫や子供がいる女性がママ活にハマるケースもありますが、こちらも非日常を味わうことで夫婦生活のストレスや子育ての疲れを癒すことができます。
ただし、夫婦生活が優先でありママ活はあくまでも息抜きです。
そうしないと、離婚や慰謝料請求になってもおかしくありませんからね。
2.子育てを終えてできた隙間を埋めようとしている
「空の巣症候群」という言葉もあるように、自分の子供が独り立ちしたことで虚しさに襲われる女性が増えています。
子育てに追われる日々が終わり、前より暇になった途端に寂しさが襲ってきます。
そんな寂しさを紛らわせるため、ママ活にハマる女性がいます。
年下の男性とデートをするのは、まるで自分の息子を相手にしているかのよう。
子育てが終わったことで出費が減った分、ママ活で相手にお小遣いをあげて虚しさを埋めます。
家に遊びにきてくれた孫と他愛もない話をして、帰り際にお小遣いを渡す老人と同じ心理です。
3.夫婦関係が冷えきっている
気がついたら、会話が単語だけで終わるようになった。
ご飯を作っても、お礼の言葉ももらえない。
当初は愛し合って結婚したのに、気がつくと冷えきってしまっている関係。
女として扱ってもらえず、ただ一緒にいるだけの関係。
そんな虚しさを、ママ活は埋めてくれます。
体の関係はなくても、デートをするだけで疑似恋愛をしている気分になれます。
たとえ割り切った関係でも、女として認めてもらえたように感じます。
まるでレンタル彼氏、ホストクラブにハマる女性のようですね。
4.独り身の寂しさを埋めたい
一方で、独身女性でママ活にハマる人もいます。
理想の家庭像があるにも関わらず色々な事情があって結婚できなかったり、離婚をしてしまった人は、遊んでいてもどこか虚しさを感じます。
本当は人生のパートナーが欲しかったし、子供も諦めたくなかった。
そんな思いを抱えた女性を、ママ活は救ってくれます。
一緒に食事をするだけでも一人の寂しさが薄れ、子育てがしたいという欲求も一時的に満たされます。
本当は自分の夫や子供と一緒にご飯を食べたいのに独り身で寂しく過ごす女性達は、お金を払ってでも家族の疑似体験を求めているのです。
5.相手の男性をサポートすることで自己承認欲求を満たす
ママ活はヒモ活と違い、自分では何もしない男性は相手にされません。
夢を追い求める男性だからこそ、相談に乗ったり協力したり、支えがいがあります。
そして、男性が夢を叶えた時は「私がこの子を育てた」という達成感があります。
ホストクラブでたくさん貢いでお気に入りのホストを一位にする達成感や、AKB48の総選挙で同じCDを何枚も買ってまで推しメンの順位を上げたいオタクの心理と似ていますね。
6.若い男性とデートすることでエネルギーをもらう
ママ活をする女性は、若い男性のエネルギーを求めています。
相手の男性には、自分には既にない元気と勢いがあります。
一緒に食事をするだけでも、物を食べる勢いを見て自分まで若返ったようになる人もいます。
同年代の人と遊んでも行動や言動に「歳」を感じてしまうけれど、ママ活なら人生で一番エネルギッシュな若い男性と遊べます。
ある意味、お金を出してエネルギーを買っていると言えます。
自分の若さはお金では買えないけれど、せめて一緒にいる相手から若いエネルギーをもらいたい。
そんな思いでママ活をしている女性もいます。
以上のようにママ活にハマる理由は様々ですが、共通している心理は「寂しさや虚しさを埋め合わせたい」です。
疑似恋愛や子育て体験がしたい、女として扱われたい。
本当はこういった望みを日常で叶えられれば一番良いのですが、現実はそう上手くいかないのでママ活でお金を払って欲求を満たそうとします。