あなたの周りには聞いてもいないのに寝ていないことをアピールしてきたり、何かを終えた後に言い訳がましく寝ていないと自慢げに言ってくる人はいませんか?寝ていないことは自慢になるのかはさておき、そんなことをする人の心理を探ってみましょう。
【特徴・方法】
1.寝ていないからベストな状態ではないという言い訳
寝てない自慢をする人は寝ていない自分はベストな状態ではないという言い訳をしています。
そのせいで仕事もミスをしてしまった、スポーツでも勝てなかった、事故を起こしてしまったなどと寝ていないことが理由なんだと持っていって自分の印象や価値を守ろうとしています。
これは、寝てさえいればそれらの失敗を防ぐことができたという強がりでもあり、いかにわざとらしくなく相手にそれをアピールするかばかり気にしています。
2.寝ずに頑張ったことをわかってもらいたい
何かを成し遂げた時にわざわざ「寝てないんだよね」と付け足すように言う人もいます。
そんな人はできたことだけではなく寝ないで頑張ったこともわかってもらいたくて黙っていられません。
ただでさえ褒めてもらっているというのに、もっと褒めてもらいたくなって欲張ってしまいます。
また、寝ずに頑張ったと言うことで忠誠心や根性を認めてもらおうとしています。
3.眠れないくらい悩んでいるので心配して欲しい
「寝てないんだ…」と寂しげに言う人は眠れないくらい何かに悩んでいることを相手にわかってもらおうとしています。
「眠れないくらいの悩みって何だろう?」と心配して欲しいですし、自分にもそんなナイーブな一面があることを知ってもらいたいのでしょう。
自分が会話の中心になりたい時や、お気楽に生きていると馬鹿にされそうな時にこんなことを言って繊細さを見せ付けてきます。
4.無茶なことをするヤツだとウケ狙いのつもり
これから大事なことを控えていてしっかり寝ているべきなのに「寝ていないんだ」と言う人もいますが、周りは「無茶なヤツだなぁ」「大丈夫なの?」とウケたりもします。
それを狙って本当は寝たくせに寝てないなんて言う人もいるのではないでしょうか。
寝たかどうかなんて人にはわからないことなので、盛り上げるためにこんな嘘を利用する人もいるでしょう。
5.寝ていないことを自慢するヤツに勝ちたくて仕方ない
誰かに「寝てないんだよね」と言われ、周りが「大丈夫?」「すごいね」なんていいリアクションをとったとします。
それを見ていた負けず嫌いの人は自分もそうだと寝てないことを堂々と自慢したりもします。
相手に勝つために相手よりも長時間寝てないことにしたり、過去の何日寝なかったという武勇伝を嬉しげに話すこともあるので張り合っているのが見てとれます。
6.プライベートが充実していると思われたい
寝れないくらい遊びに誘ってくれる友達が多いなどというように、プライベートが充実していると思われたくて寝てない自慢をする人もいるのではないでしょうか。
寝たくても周りが自分を求めるせいで眠ることができないなんて、友達や恋人がいない暇な人からすればちょっと羨ましい状況です。
「へぇ」と言いながら悔しそうにしている相手を見たくて仕方がないのです。
7.まだまだ若くて元気なんだと思われたい
寝てない自慢をする人の中には一定の年齢を過ぎたからこそそんなことを言うという場合があります。
それは、10代20代の頃と同じようにそれほど寝ていなくても元気に遊んだりバリバリ仕事をこなせるというように、この歳でもまだまだ若くて元気なんだと思われたくて言っているのです。
最近歳をとったなぁとか体力がなくなってきたなぁと思うようになったり人に指摘されるようになったからこそこんな自慢をしてしまいます。
8.自由気ままに生きていると羨ましがられたい
明日のことも考えずろくに寝ないで好きなことをしているなんて、自由気ままに生きるその様子が羨ましくてたまらないという人もいるでしょう。
ちょっと意地悪な性格の人なら何かに縛られて生きている人にこそこんな自慢をして「寝る時間を削って楽しんでいるよ」とアピールしたくなります。
それは、単に自慢するだけではなく「君もこれくらいのびのび生きたら?」というメッセージが込められていたりもします。
9.思わぬところで眠るための理由が欲しい
ドライブデート中なのに眠くて仕方ないとか、友達と出かけた映画館で上映中に眠くなってしまったなど、思わぬところで眠くて起きていられそうにない時に寝てない自慢をすることがあります。
「寝てないの」と忙しさや体調の悪さをわかってもらうことで、思わぬところで眠ろうとする自分を多めに見てもらうとしています。
「寝てないんだから仕方ないでしょ」と言わんばかりの自慢に止める気も起きません。
寝てない自慢をする人はそんな自分がすごいと思っていたりするのですが、人が同じように寝てない自慢をしても案外クールなリアクションをとります。
なぜならそれが自慢だとよくわかっているからです。
それでも言ってしまうのは素直じゃない一面やかまってほしいという甘えがあるように感じます。